■相談事例
〇「簡単にもうかる副業、利益を出す人続出」という広告を見て、外国為替証拠金取引(FX)投資ソフトの情報商材を購入したが、成果が得られず資産が減った。
〇「初回200円で回数の縛りがない定期購入契約」という広告を見て、ダイエットサプリメントを注文。初回の商品が届いたので、販売事業者に2回目以降の解約を求めたところ、「3回縛りの定期購入で合計5万円を支払った後に解約できる契約である」と言われた。
〇「芸能人〇〇さんも使用、成分で発毛効果が抜群」と使用前後の後頭部写真を掲載した広告を見て育毛剤を購入したが、効果がなかった。
■アドバイス
〇近年、ネット広告では「アフィリエイト広告」が多く見られます。成功報酬型の広告で、商品やサービスの購入などがあった場合に広告主からアフィリエイター(広告掲載者)に報酬が支払われるという仕組みのため、報酬目当てに虚偽、誇大な広告となっている恐れがあります。特に「コンプレックス商品」と呼ばれる、外見上の見栄えを良くする目的のサプリや化粧品、下着などの商品にその傾向がみられるので、注意が必要です。
〇購買意欲をかきたてられたときは、本当に自分に必要なものかを考えて行動しましょう。
〇ホームページやブログの情報をうのみにすることなく慎重に検討しましょう。
〇判断できないときは、身近な人に相談するか、利用するのをやめましょう。
消費生活に関する相談窓口
大洲市消費生活相談窓口【電話】0893-24-1790
愛媛県消費生活センター【電話】089-925-3700
消費者ホットライン【電話】188(いやや!)
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