傾聴ボランティア
「さんさん」
会長 丸見惠美子(えみこ)さん
傾聴ボランティアを知っていますか?傾聴ボランティアは、何かをしてあげたり、問題を解決したりといったことはせず、相手のそばに寄り添って言いたいことや伝えたいこと、願っていることを「聴」の字が表すように耳と目、心で聴くことで、前向きな気持ちになってもらうボランティアです。
私たち傾聴ボランティア「さんさん」は、社会福祉協議会が開催している傾聴ボランティア養成講座の修了者が集まり、講座で学んだことを生かした活動の場として、平成24年10月に結成。「さんさん」というグループ名は、お話を聴く「耳(みみ)」を「33」と書いて「さんさん」、そして「燦燦(さんさん)」と降り注ぐ光のような明るく優しい心で活動に挑みたいという思いを込めて付けた名前です。現在は14人の会員が所属していて、月に数回、市内の高齢者デイサービスなどで利用者のみなさんとお話をしています。
利用者さんとたわいのない話をしていて、お互いにワッと笑い合うことがあり、その瞬間が私はたまらなく好きです。利用者さんを笑顔にできるよう、まずは自分自身が素直・正直・元気でいることを心がけています。
ボランティアの良いところは、誰かの役に立てることだけでなく、自分を好きでいることができたり、活動を通して人とのつながりを広げることができたりするところだと思います。
これからも会員を増やしてたくさんの人とつながり、活動を続けていきたいと思っています。みなさんも誰かのため・自分のために、傾聴ボランティアをやってみませんか?
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