未来を拓く～次代へつなぐ～NEXT GENERATION

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大瀬保育園
保育士　河内くるみさん

保育士として子供たちとの忙しい毎日を過ごしながら、多くのピアノコンクールで上位入賞を続ける。長浜町下須戒地区在住の25歳。

■忙しい毎日も楽しみながら成長
ピアノを始めたのは5歳の頃で、きっかけは「発表会でかわいい衣装を着てみたい」という子供らしい理由からでした。
小さい頃はなかなかコンクールで全国大会への壁を突破することができず、それが負けず嫌いの私に火をつけることとなり、途中で投げ出さずに大人になった今でもチャレンジし続ける原動力になっていると思います。
保育士にも憧れた私は、音楽系の大学ではなく保育士養成コースがある大学へ進みました。一人暮らしだった部屋にはもちろんピアノはなく、特別に許可をもらって大学内にあるピアノで毎晩遅くまで一人で練習していました。学生がいない時間になると暗く静かな空間がとても怖く、泣きそうになりながら練習していたのを思い出します(笑)。
社会人として内子町の保育施設で働き始めると、忙しい日々が始まりました。納得のいく演奏ができるように毎日2時間、コンクールが近づくと3時間の練習を確保しながら働くというのは正直大変でもありますが、演奏が思うようにいかず、悩み落ち込んだ時は園児たちの笑顔に癒されますし、子供たちのさまざまな感情表現は演奏でのヒントにもなるような気がしています。その結果、昨年の全日本ピアノコンクールで優勝(一般・U30の部)を手にすることができました。最近は腕をムチのように振り回しながら踊るWAACK(ワック)ダンスにも挑戦して、イベント会場などで披露しています。
これからも仕事・ピアノ・ダンスのそれぞれを楽しみながら自分を成長させていきたいです。

〇河内さんには、活躍する女性の紹介番組「セカンドオピニオン・自分スタイルの発見」にも出演してもらう予定(12月)です。