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第76回愛媛県中学校総合体育大会・第62回四国中学校総合体育大会　バレーボール女子の部　優勝
第54回全国中学校バレーボール選手権大会出場

松山東雲中学・高等学校3年

県内屈指のバレーボール強豪校である松山東雲中・高校。今年度の県中学総体、四国中学総体も安定した強さで勝ち上がり、全国大会出場を決めました。その主力である秦さん、浜上さん、町野さんの3人はともに市内の小学生バレーボールチーム「スマイル大洲JVC」の出身で、小さい頃からのチームメイトです。中学校入学と同時に親元を離れて寮での暮らしとなった3人に、さぞ大変だったろうと質問すると「1週間で慣れました」とケロッと答えます。ただ選手生活ではケガなど苦労した点も多かったそうで、なかでも2年時の市内新人戦ではまさかの敗戦でチーム全体にショックが広がりました。続く県大会では借りを返す形で優勝したものの、勝負の怖さを知った3人はより強い気持ちで練習に取り組むようになり、顧問を務める日野主(ちから)教諭からは「苦しいときのムード―メーカー(秦さん)」「中心のエースアタッカー(浜上さん)「ここぞというときに流れを変えてくれる(町野さん)」と評価され、キャプテンの山﨑かえでさんからも「チームを明るくし、引っ張ってくれる」と信頼される中心選手へと成長します。そして挑んだ中学生最後の県総体では、1セットも落とすことなく見事大会3連覇を果たしました。