冬は火災が発生しやすい季節です。その理由は、「空気が乾燥しているから」「暖房器具を使用する機会が増えるから」です。
気温が低く寒い日には、ストーブやファンヒーターなどの暖房器具を使用する機会が多くなります。暖房器具による火災の原因の多くは、使用者の不注意や不適切な取り扱いによるものです。暖房器具の正しい使用方法と管理方法を今一度確認して、火災を起こさないように注意しましょう。
■家庭で使用する暖房器具と使用するときの注意点
◇暖房器具全般
・使用の前には器具の清掃を行い、ごみやほこりを取り除く
・使用時に異常があれば使用を控え、修理や交換をする
◇ガス・石油ファンヒーター
・吹き出し口の周囲に燃えやすい物(雑誌や衣類など)を置かない
・スプレー缶などは、暖房器具からの熱で破裂や爆発を起こすおそれがあるため、近くに置かない
・石油ファンヒーターに給油したときは、カートリッジタンクのふたが確実に閉まっていることを確認する
◇電気・石油ストーブ
・ストーブの周囲に燃えやすい物(雑誌や衣類など)を置かない
・ストーブの上に洗濯物を干さない
・布団の近くで使用しない
・石油ストーブに給油する際は、必ず火を消し、誤った燃料(灯油以外の燃料)を入れないように気をつける
■暖房器具の寿命
長年使用している暖房器具は、経年使用により劣化し、故障や異常燃焼の可能性があります。使用する器具の種類や使用の頻度、使用方法により違いはありますが、おおむね10年の使用を交換の目安にしましょう。
問い合わせ先:
大洲消防署本署【電話】0893-24-0119
長浜支署【電話】0893-52-0119
川上支署【電話】0893-34-2851
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