■温かさを感じて いどばたマルシェ
12月3日(日)、肱南地区の勘兵衛屋敷跡で「いどばたマルシェ」を開催しました。チケットを購入して参加すると青年農業者が育てた野菜や果物、もち米を使った料理や杵つき餅、しぼりたてジュースを好きなだけ楽しめるイベントで、参加者は餅つき体験をしたり温かい手作り豚汁やせいろで蒸した野菜を味わったりしながら七輪を囲み井戸端会議に花を咲かせてゆっくり過ごしていました。
■第23回年末ゴミノケーション
肱川流域会議水中めがねによる「第23回年末恒例清掃」が12月9日(土)、大洲インターチェンジ付近を中心に行われました。参加者およそ90人が3班に分かれ、火ばさみとゴミ袋を手にペットボトルや空き缶などを分別しながら集めました。回収されたごみの量は、燃やすごみが2tトラック1台分、燃やさないごみが軽トラック1台分にのぼりました。この清掃は、年末年始の帰省客をきれいなまちで迎えるため、毎年実施されています。
■高校生と一緒にフラワーアレンジメント
12月9日(土)、大洲農業高校で生徒によるフラワーアレンジメント講座が開かれました。この講座はJA愛媛たいき女性大学「たいきなでしこcollege(カレッジ)」の一環として行われ、この日はクリスマスに向けたチューテ(円錐形)の花飾りを作製。専門の講師に加えて生産科学科の生徒12人もそれぞれのグループの指導にあたり、談笑を交えながらお手伝いをしていました。生徒からは「私たちが学んだ技術を地域の人たちに伝えることのできるいい機会。今後も続けていきたい」との声が聞こえました。
■「食」で健康づくりに貢献
大洲市食生活改善推進協議会若宮支部の篠崎末子(すえこ)さんが栄養関係功労者厚生労働大臣表彰を受け、12月11日(月)に二宮市長を表敬訪問されました。
中学校の教員を退職後、平成5年から30年にわたり食生活改善推進活動を行い、市民の健康づくりに貢献してこられた篠崎さん。「資格の勉強や教員として家庭科や保健体育を教えてきた経験も生かしてここまで活動ができた」と満面の笑みで報告し、食と健康の大切さを市長と語りました。
■都大路を駆け抜けろ
12月24日(日)に京都市で開催された全国高校駅伝大会を前に、県予選17連覇を達成した八幡浜高校女子駅伝部が12月15日(金)に市長を表敬訪問しました。
この日、市役所を訪れたのはキャプテンの清水ことねさん、3年生の東美桜(みお)さん(平野中)、1年生の三宅わかばさん(大洲北中)、辻嘉乃(かの)さん(大洲南中)、福住遙椛(はるか)さん(大洲南中)の5人。「私たちは、ずば抜けた選手はいないが全員がコツコツと努力し全国への切符を掴んだ。しっかり納得のいく走りで、支えてきてくれたみなさんの思いに報いたい」と全員で抱負を語ってくれました。
■持続可能なまちづくりのために
「大洲市持続可能な観光まちづくりシンポジウム」を12月16日(土)に市民会館で開催し、市内外から約190人が参加しました。
(一社)キタ・マネジメント職員による取り組みの報告とインバウンド向けメディアMATCHA(マッチャ)代表・青木優(ゆう)さんによる講演の後、大洲高校1年生15人が「観光サイン」「建物」「コンポスト」の3班に分かれてそれぞれ大洲の持続可能な観光まちづくりについて研究した内容を発表し、参加者は真剣に耳を傾けていました。
■食品ロス削減と有効利用に向けて
大洲市内でエキス調味料や機能性食品の製造、販売を行う仙味エキス株式会社と特定非営利活動法人eワーク愛媛(新居浜市)が12月18日(月)に食料寄付に関して確認書を交わしました。これは製造や販売の過程で廃棄となってしまう食品をフードバンク事業に取り組むeワーク愛媛に寄付し、有効活用してもらうもので、仙味エキスの筬島克裕(おさじまかつひろ)代表取締役は「食品ロスは当社にとっても重要な課題。こども食堂などで利用してもらうことで我々も安心して製品づくりに取り組める」と語りました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>