文化財

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村島の白梅(はくばい)
大洲市指定天然記念物
個人所有

この木は肱川中流域左岸の菅田町上村島地区にあり、山裾の人家近くで生長しています。
樹高は約7m、枝張りは東西9.15m、南北9.0m、根回り2.85mの大きさとなり、推定樹齢は約300年を数えます。多くの花をつけるため、花期の1月から3月にかけては、離れたところからも白さが際立って見えます。
一般的にウメの樹齢は短く、これほど長寿の例は多くありません。また、市内で長寿の「成見の座論梅(ざろんばい)」(推定樹齢約250年、市指定天然記念物)も根回りは0.89mに留まるため、この白梅の大きさがわかります。
ウメとしては長寿であり、県内でも最大級のウメとされることから、貴重な樹木といえます。
(平成23年6月27日指定)