先日、政府は来年4月から「ライドシェア」について大幅に解禁する方針を固めました。ライドシェアとは、デジタル技術を活用してドライバーと乗客をマッチングさせる相乗りサービスで、実現すると、同じ目的地の乗客やドライバーとアプリなどを通じてマッチングして相乗りすることで、タクシーよりも安価に移動することができます。すでにロンドンなどでは、ライドシェアがタクシーの半額以下の相場で利用されており、一般の人がドライバーとして稼ぐチャンスも生まれています。
現在、多くの先進国でライドシェアが解禁されていますが、日本では長らく法律で認められていませんでした。しかし、国内のタクシー運転手が直近4年で2割も減少する一方、海外からの観光客は年々増加しており、一部の観光地では深刻なタクシー不足となっています。そこで、政府は特にタクシーが足りていない地域や時間帯を中心に、一般ドライバーで補うことを認める方針です。
ライドシェアは便利なサービスですが、安全性やドライバーの雇用形態などの課題もあります。多くの外国人観光客が訪れる大洲市としても、今後の政府の議論を注視していきたいですね。
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