愛媛県・市町連携による応急対策職員派遣の第1陣として、大洲市からも職員3人が、1月16日(火)から23日(火)まで石川県輪島市の鵠巣(こうのす)小学校で避難所支援業務に従事しました。
避難所では、2次避難の受け付けや支援物資の管理、断水のため湧き水を汲みに行くなどの業務を行いました。
今後も被災地のニーズに合わせ、職員の派遣など可能な限りの支援を行っていきます。
◇派遣された職員のコメント
私たちが支援に当たった避難所では、各教室に数名ずつの被災者のみなさんが暮らしていました。
印象的だったのは、避難所内での共助がしっかりしていたことです。避難者の中から全体の取りまとめをするリーダーを決め、飲食店の経営者は炊き出しをしたり、当番制で校舎やトイレの掃除をしたり、地域住民それぞれが自分の得意なことやできることで役割分担しながら主体的に避難所を運営していました。災害時には地域のコミュニティが大きな意味を成すと改めて感じました。
発災から1カ月以上が経過し、少しずつ支援の輪が広がってきましたが、災害発生直後は物資の不足など、もっと大変な思いをされていたと思います。大洲市民のみなさんも、避難経路の確認や備蓄品の準備などを行い災害時に備えていただきたいと思います。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>