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自治体の皆さまへ

災害派遣を終えて

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愛媛県大洲市

第2班…活動期間 1月27日(土)~2月3日(土)

愛媛県職員1名と大洲市職員2名が、石川県珠洲(すず)市で災害対策本部の支援員として活動を行いました。
活動の内容は、平成30年7月豪雨での経験を踏まえた助言や情報提供のほか、市民からの電話対応や被災者生活再建支援金申請の書類確認など、珠洲市職員の負担を軽減するためのサポート業務でした。
主に庁舎内での勤務でしたが、珠洲市の職員にも被災者が多く、全職員の7割程度しか出勤できていないという厳しい状態であり、復旧・支援に必要なマンパワーを確保するため、自衛隊や他の自治体から派遣された応援職員が協力して活動を行っていました。また、生活環境も厳しい状態にあり、道路や上下水道施設への被害が深刻であるため、住民の生活再建や復旧作業が遅れる原因となっています。
災害発生時には救助活動や避難所運営やインフラの復旧作業など多くの業務を並行して行う必要があるため、マンパワーの確保が必要不可欠です。
しかし、今回の地震のように平常時と状況が大きく変わってしまうと、想定していた復旧体制が構築できない可能性があるため、あらゆる状況を想定し、平常時から準備をしておくことが重要であると感じました。
今後、発生する恐れのある南海トラフ巨大地震では、大洲市でも震度7の揺れが生じる想定であるため、今回の地震については、誰もが自分に置き換えて対策を考えていく必要があると思います。

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