【消費者啓発】新生活のスタート!つまずかないために!!

26／54

■相談事例
〇引っ越し直後に訪れた業者から「管理会社の紹介で入居者に水回りの防カビ工事の説明をしている。みんな契約している」と言われ、現金10万円を支払い工事をした。後日、管理会社に確認すると「業者に紹介はしていない」と言われた。

〇大学のサークルの先輩から「これを使えば誰でも簡単にお金を稼げる。友人を勧誘し買ってもらえれば紹介料5万円を受け取れる」と言われ、消費者金融から借金をして投資用教材のUSBメモリーを45万円で購入。借金返済に追われ投資資金もなく、友人を勧誘しても購入してもらえない。

■アドバイス
〇引っ越し直後は、新生活にも不慣れで冷静な判断ができなくなりがちです。業者に突然訪問され「管理会社からの紹介」「みんな契約」と勧誘されても、すぐ契約せず管理会社に確認しましょう。

〇知り合いから「人を紹介すればもうかる」と、マルチ商法の勧誘を受ける若者が増えています。マルチ商法とは、商品やサービスの販売組織に加入し、別の人を加入させることで紹介料を得られる仕組みで、最近はマッチングアプリなどで知り合った人からの勧誘が増えています。身近な人に誘われても、きっぱり断りましょう。強引な勧誘で周囲の信頼を失ったり、自分自身が加害者になる場合があります。

消費生活に関する相談窓口：
大洲市消費生活相談窓口【電話】0893-24-1790
愛媛県消費生活センター【電話】089-925-3700
消費者ホットライン【電話】188(いやや!)