鉄道クラブ西瀬戸
城戸輝芳(てるよし)さん
平成21年に鉄道模型好きが集まってできた鉄道クラブ西瀬戸では、市内外の公民館や各種施設で行われる行事などでNゲージ模型を走らせる走行会を開催しています。鉄道模型は、つないだ線路に電気を通して走らせます。その線路の幅が9mmのものが「Nine(ナイン)(9)」のNをとってNゲージと呼ばれ、鉄道模型の中で日本で最も普及している種類です。
3月16日(土)・17日(日)には国立大洲青少年交流の家で、6路線・総延長150mの線路と新幹線や在来線、貨物列車、観光列車など100種以上の車体を用意して、4年ぶりの走行会を開きました。
活動を始めた頃は大人向けの展示だけでしたが、子供たちにも楽しんでもらいたいと思い、現在は自分でコントローラーを操作して短い路線で新幹線などを走らせる体験コーナーも作っています。訪れた子供たちが目をキラキラさせて模型を走らせているのを見ると本当にうれしくなります。コロナ禍前までは毎年走行会をしていたのですが、毎回来てくれる子もいて、成長を見ることができるのが楽しみでした。今後の目標としては、まず自分たちが楽しみ、子供にも大人にも楽しんでもらえるイベントをまた定期的に開催していきたいと思っています。
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