未来を拓く～次代へつなぐ～NEXT GENERATION

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株式会社LINK WOOD DESIGN
代表取締役　井上大輔(だいすけ)さん

「使う人が誰かに誇れる空間とモノづくり」をコンセプトに、企画から設計、施工、ブランディングまで一貫した取り組みを行う。

■人の心を動かす仕事を続けていきたい
子供の頃から負けず嫌いな性格で、通っていた塾の先生の威圧的な態度に腹を立てケンカの末に辞めたり、自分が所属していた部活動を「楽な部活だ」と言われたことにカチンときて、別の部活動に入り直してアキレス腱を切るケガをしながらも三年間やり続けたりと、そんなエピソードがたくさんあります。
高校に入学したものの、自分の状態に満足できず自ら退学し、自分の好きなことに熱中し楽しんでいましたが、やり切った感じがし始めると、昔の同級生たちが将来に向かって進んでいく中、収入とか立場とかそういうところで負けたくないといった気持ちが芽生えてきて、心機一転この大洲を離れて、木材家具を扱う職場で働き始めました。
最初は運搬部門でスタートしましたが、上司から「営業の方が向いている」と言われて営業部門へ移動しました。営業となるとやはり家具や木材のことを勉強する必要があります。勉強すればするほど、自分が木材のスペシャリストとして成長しているのが分かるようになり、ゲームの中でレベルアップして強い敵が倒せるようなったときのような感覚で仕事がとても楽しめるようになりました。その会社で多くの知識を吸収した後に、現在の会社を創業し、新たなスタートを切り現在に至ります。
仕事で大事にしているのは「自分の心を動かせるようなことができているかどうか」です。人の心を動かすためには、自分の心をいつも動かしていないとできません。友達との出来事であったり自分1人の時間であったり、例えばネットで好きなYouTuberの動画を見るとか、その中でも自分が心を動かして、その動かしている心を表現できるような仕事をしていくことを自分の中心に置いています。
現在は、大洲市内の小中学校の机や椅子を大洲産の木材を使ったものにしていこうという取り組みにも関わっていて、子供たちに木の温かみを感じながら、心動かす学校生活を送ってもらえたらうれしいです。