■相談事例
〇成人して簡単にクレジットカードが作れるようになったので、ショッピング用にカードを作った。洋服や化粧品など限度額いっぱいまで買ってしまい、支払いができなくなった。そのまま放置していたら督促状が届き、その返済のために消費者金融で借金をして返済不能になった。
〇大学のオンライン授業用に25万円のパソコンをクレジット決済で購入。支払い方法は「翌月一括払い」と「リボ(リボルビング)払い」があったが、割引サービスがあったのでリボ払いを選択。
1年以上経過し、利用明細書を確認すると、支払残高が35万円以上もあることに気付いた。
■アドバイス
〇18歳の成年年齢から親権者などの同意なしでクレジットカードが作れます。カードの仕組みや支払い方法を理解した上で、適切に管理しましょう。
〇返済方法で分割払い、リボ払いを選択した場合は返済時に所定の手数料がかかります。特にリボ払いは、利用金額や利用件数にかかわらず設定した一定額を毎月支払います。月々の支払いを一定に抑えられる一方、支払いが長期化し手数料がかさむなどの点に注意が必要です。
〇利用明細は定期的に必ず確認する習慣を付け、身に覚えのない請求があれば、速やかにカード会社に連絡しましょう。
消費生活に関する相談窓口
大洲市消費生活相談窓口【電話】0893-24-1790
愛媛県消費生活センター【電話】089-925-3700
消費者ホットライン【電話】188(いやや!)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>