おおずの元気がんばるひと

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紡(つむ)ぎびと
今峰優見子(ゆみこ)さん

平成28年から大洲の歴史まち歩き「おおず歴史華回廊」で市の認定案内人として活動し、古民家の再生に向けた清掃活動などまちづくりに関わってきました。その中で地元の人たちと関わるうちに、案内人の制服を着ていなくても「案内人の今峰さん」として親しく声を掛けてもらえるようになりました。
昨年度から新たなまちのガイドツアー「OZU STORIES大洲城下町再生の物語」が始まり、その案内人である「紡ぎびと」の一人としての役目も担うことになりました。「紡ぎびと」という名前は、かつて伊予生糸によって栄えたこのまちで、人と人とを絹糸のように撚(よ)り合わせて紡ぎ未来へつなげていく、そんな思いを込めてつけました。
このツアーが従来のまち歩きと大きく違うのは、歴史的建造物の再生と活用を軸にした大洲の観光まちづくりを知ってもらい、「旅びと」と「まちびと」、つまりお客さまと地元の人をつなぎ、より深く大洲を感じてもらえるところです。さまざまな年代の建物が再生し立ち並び、訪れるだけで非日常を体感できる肱南地区の町並み。そこで素敵なまちびとたちと交流を持つことで、ただ観光名所を巡るよりももっと大洲を好きになってもらえると自負しています。
OZU STORIESは、今年度は計4回(うち2回は終了)地域住民などを対象にした開催も予定しています。地域の人にこそ、今の大洲をより深く知り、誇りを持ってもらいたいと思っています。日常の息抜きに、ぜひご参加ください。