■「好き」を仕事に
官民共創推進拠点施設大洲イノベーションセンター(OIC)が4月1日(月)から運用を開始するのに合わせて、若手企業家たちと夢や仕事について語り合うプレオープンイベントを3月25日(月)にOICで開催しました。「Like and Career」と題したイベントには高校生を含め、起業に興味のある人たちなどが参加。グループに分かれての企業家たちとの語り合いでは、会場のあちらこちらから仕事に対する熱い言葉が聞こえてきました。
■肱川緊急治水対策河川事務所が閉所
平成30年7月豪雨災害からの復旧と再度の災害防止のため令和2年4月に開設され、河川激甚災害対策特別緊急事業をはじめとする肱川の緊急的な治水対策を主導してきた国土交通省肱川緊急治水対策河川事務所が、主な事業の完了により3月末をもって閉所されました。3月29日(金)に行われた閉所式では、松山芳士(よしお)所長から大洲河川国道事務所の江川昌克(まさかつ)所長へ引き継ぎ書類の目録が手渡され、参加者が見守る中、事務所の銘板が取り外されました。
■楽しく学ぶ防災体験で命を守ろう
防災体験やふれあいを通して「命を守る」ための知識や技術を身に付け、豊かな心を育んでもらおうと、3月30日(土)に「親子で防災体験フェスタ」を防災センターで開催しました。
参加した親子たちはメタルマッチでの火起こしや災害用トイレの組み立て、災害をモチーフにした「気をつけ妖怪」の塗り絵などさまざまな体験を通して楽しみながら防災意識を高めました。塗り絵は6月末ごろまで防災センターで展示する予定です。
■大洲の名産「朝霧タケノコ」
大洲産タケノコの出荷が最盛期を迎え、愛媛たいき農協の独自ブランド「朝霧タケノコ」の品評会が、4月1日(月)に産直市「愛たい菜」で行われました。出品者の話によると、朝霧タケノコは霧の深い気候と粘土質の赤土で水分をしっかり蓄えて育つため軟らかく風味が良いそうで、形や色艶など出来栄えを競い合った後のタケノコは、産直市を訪れた買い物客たちに次々と買い求められていきました。
■大洲のええモンand6次産業化開発商品をPR
4月7日(日)、アクトピア大洲で大洲ええモンセレクション認定商品と6次産業化開発商品※の合同発表会を行いました。大洲産シルクのパウダーやキウイフルーツを使った2種類のクラフトビールや長浜産みかんのジュース、ショウガや柑橘(かんきつ)を使ったクラフトコーラの試飲と豆入りの試食のコーナーでは開発者らが訪れた人たちに自慢の商品をPRしていました。
※…農林漁業者が自ら、または事業者などと協力し加工や販売を行う商品
■初期消火活動に感謝状贈呈
初期消火活動により火災の被害を最小限に抑えたとして、平田好(よしみ)さんと楠聖(さとし)さんの2人へ大洲地区広域消防事務組合の高瀬良次(りょうじ)消防長から感謝状が贈呈されました。市内企業に勤める2人は、事務所付近で発生した火災において、消火器を手にいち早く現場に駆け付け、連携しながら火災を迅速に消火しました。平田さんは「消防団活動や地域での防災訓練が役に立った」と笑顔を見せ、楠さんも「とにかく早く消火できたことが一番」と語りました。
■木の温かみを感じながら
大洲産のヒノキを使用した新しい学校机と椅子を市内中学校6校に整備し、新学期の4月から3年生に使用されています。取材に訪れた平野中学校では「木の温かみがある」「ヒノキの香りがして落ち着く」「姿勢が良くなった」などの声が聞かれました。この机と椅子は地元産の木材に親しみながら学んでもらおうと、令和9年度までに市内の小学校5、6年生と中学校全学年に順次整備することとなっています。
■がんばれ!大洲の新しいパワー
新年度が始まって3週間となる4月19日(金)、大洲商工会議所で新就職者激励大会を行いました。
集まった40人の新就職者は、主催者である大洲商工会議所会頭や大洲市長、来賓からの激励に真剣なまなざしを向けながら耳を傾けていました。その後キタ・マネジメントの髙岡公三(こうぞう)代表理事の講演に続いて肱南地区の町並みに足を運び、官民連携による歴史的資源を活用した観光まちづくりの取り組みについて学びながら事業所の枠を超えて交流を深めました。
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