株式会社ゆうとぴあ河辺
河辺ふるさとの宿 中東茜(なかひがしあかね)さん
「たくさんの自然が四季それぞれの表情をみせてくれるところや地域の人の温かさが河辺の大好きなところ」と語る22歳。
■いつも最高の笑顔で接客できるように
高校を卒業し、道後温泉にあるホテルで接客の基本を学びました。接客業に興味はあったものの、不慣れであることと人見知りな性格なこともあって苦労していましたが、お客様からのアンケートに「一生懸命な姿と笑顔が印象的。これからもがんばってほしい」と書いてもらったことがとてもうれしく、ホテルの仕事がどんどん楽しくなっていったのを覚えています。
その後、縁あって形は違えど同じ宿泊施設である「河辺ふるさとの宿」で働くことになり、ふるさとであるこの河辺町に戻ってきました。この宿泊施設は、廃校となった旧大伍小学校を改修して昭和63年にオープンしました。元学校ということで木造校舎の面影が館内のいたるところに見られるのが特徴です。
お客様との距離感も一般的なホテルとは違ってお互いがとてもフレンドリーな感覚で、気づいたり気になったことはどんどん話しかけることにしています。そのせいか、何度も訪れてくれる人には私の顔を覚えてくれる人もいて、いらっしゃった際には互いに近況を話し合ったりもします。
これから新緑の季節を迎え、ふるさとの宿も繁忙期に入ります。夏には親子連れでにぎわったり、秋には河辺ふれあいフェスタなどイベントも多くあります。最近は河辺中学校が閉校になるなど寂しいニュースもありましたが、たくさんの人にこの河辺を訪れてもらえるように、私も子供向けのイベントなどを企画して地域を盛り上げてみたいですね。
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