子育て・地域交流グループ ハッピースマイル
代表 高田勝美(まさみ)さん
私には上は20歳から下は小学4年生まで4人の子供たちがいますが、子育てをする中で、自分の子供時代と比べて地域との関わりが少なくなっていることを感じていました。そこで、「子供や保護者、地域のみんなが触れ合える場所を作ろう」「いずれは子供食堂を開こう」と、昨年3月から仲間4人で集まり、構想を練り始めました。
そして11月にはボッチャのイベントを計画し、地区内でチラシを配りましたが、参加者が集まらず中止に。とても残念で、その頃の私は燃え尽きたようになっていました。しかし、「これではダメだ」と思い、4月からは、まず毎月1回集まって茶話会やちょっとした遊びなどを続けることにしました。
目の前の目標を小さくすることで、いい感じに肩の力が抜けたと感じています。無理せず楽しく活動することに決め「毎回でなくてもいいから興味があれば参加してみないか」と声を掛け、今ではメンバー7人がそれぞれの得意分野で協力し合いながら、毎月の「久米ふれあい会」を開催しています。メンバーの子供たちの友達なども参加してくれるようになり、先日は、一度断念したボッチャで盛り上がることができました。口コミで少しずつ参加者が増えていくといいなと思っています。
地元の老人会「久米夢クラブ」が伊予灘ものがたりの歓迎お手振りを始めるのに合わせて子供たちと横断幕を作り、都合の合う人は一緒にお手振りもしました。こうやって地域と子供たち・保護者のつながりが増えていくよう、自分たちのペースで続けていきたいです。「いつかは子供食堂」を夢見て。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>