■大洲産ウイスキーの開発に向けて
愛媛県が全国一の生産量を誇る「はだか麦」を使ったクラフトウイスキー「ひめの琥珀(こはく)」が完成し、開発に関わった有限会社小谷酒店の小谷順一(じゅんいち)代表取締役が報告のため6月20日(木)に市役所を訪れました。
小谷代表取締役によると「37年間も日本一の座にある愛媛のはだか麦で何かできないかと考えウイスキーを思いついた」とのこと。今後は市内での蒸留所建設やさらなる開発に向け、クラウドファンディングで資金を募っていく予定です。
■「日本水大賞」で国土交通大臣賞を受賞
水環境の健全化に寄与する個人や団体の活動を顕彰する「日本水大賞」において、市民団体「肱川流域会議水中めがね」が国土交通大臣賞に選ばれ、坂本芳則(よしのり)会長をはじめ会員のみなさんが6月21日(金)に市役所を訪問し、受賞を報告しました。住民・企業・行政が一体となって肱川流域の環境保全を図れるよう、さまざまな活動を長年にわたり行ってきたことが評価されての受賞となりました。
■地元企業の良さをPR
6月28日(金)、大洲・内子地域合同企業説明会がマリエール大洲で開催され、市内や近隣の高校生、大学生など120人以上が参加しました。この説明会は地元での就職を目指す若者の雇用拡大を図ろうと、大洲商工会議所が主催し、今年は41社がブースを並べ、事業のPRを行いました。参加した高校生は「今まで持っていた企業のイメージだけではなく、いろいろな面が見えてきて参考になる」と担当者の説明に真剣に聞き入っていました。
■安全功労者内閣総理大臣表彰
安全に対する意識の普及徹底、交通安全や火災予防など安全の向上に対して功績のあった人物や団体を表彰する「安全功労者内閣総理大臣表彰」を長浜小学校(岩本康孝(やすたか)校長)が受賞し、7月1日(月)に総理大臣官邸で表彰式が行われました。長浜小学校は登下校時の交通安全指導や長期休業中の夜間パトロールなど学校・家庭・地域が一体となって学校安全に取り組んできたことが評価されました。
■お肉ってどうやってできるの?
7月5日(金)、平小学校で株式会社多田ファームによる食育教室が開催され、2年生の児童29人とその保護者が参加しました。「命のありがたみ」をテーマに、家庭で食べている豚肉がどうやって食卓に届くのかなどをクイズを折り交ぜながらわかりやすく説明し、子供たちからは「命にたくさん感謝して食べたい」などの声が聞かれました。教室終了後には給食の時間に多田ファームから提供された豚しゃぶを試食し、子供たちは地元産の豚肉を美味しそうに頬張っていました。
■見た目は病院 中身はお店!
7月5日(金)、肱南地区で古民家モール「旧藤本医院」が営業を開始し、住民向け内覧会が実施されました。100年以上前に建てられた病院の診察室や病室など9部屋を、当時の趣を残して改修し、それぞれ店舗として活用する予定で、この日はその1店舗目がオープンしました。内覧会に参加した人は「自分がよく知っている物が活用されるのはうれしい」と笑顔で話していました。
※この記事は、市役所で7月1日(月)から5日間職場体験を行った大洲北中学校の2年生4人が取材し、作成した記事です。
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