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愛媛県大洲市

■我らに土魂(どこん)あり 大農100周年
大洲農業高校が創立100周年を迎え、今年度は記念講演や人文字撮影などさまざまな記念行事が行われています。11月8日(金)に記念式典が開催され、多くの人が100周年を祝いました。
また、11月9日(土)に行われた創立100周年農業祭では100周年記念弁当や家庭クラブクッキー、農産物の販売に長蛇の列が。宇和島水産高校フィッシュガールのマグロ解体ショーや令和8年度に統合予定の大洲高校の生徒の協力もあり、100周年を飾るにふさわしいにぎわいとなりました。

◇大洲農業高等学校100年の歴史
県立大洲農業高等学校は大正14年(1925年)3月に旧大洲村をはじめ10カ町村でつくる学校組合によって設立。以降昭和27年に現在の名称となり、現在まで11,137人の卒業生を輩出しています。

〇変遷
愛媛県大洲高等農業補習学校(大正14年~)
愛媛県大洲高等農業専修学校(昭和2年~)
愛媛県大洲農業学校(昭和12年~)
愛媛県立大洲農業学校(昭和15年~)
愛媛県立大洲農業高等学校(昭和23年~)
愛媛県立大洲高等学校(昭和24年~)
愛媛県立大洲農業高等学校(昭和27年~)

〇変遷
大正14年3月 愛媛県大洲高等農業補習学校として設立
昭和23年4月 学制改革により県立大洲農業高等学校と改称
昭和24年9月 高等学校再編により、町内三校を統合し県立大洲高等学校と改称し、その農業部となる
昭和27年4月 県立大洲高等学校の農業科部が独立して、県立大洲農業高等学校となる定員農業科70名
昭和40年4月 校訓制定家庭科を畜産科と改称
昭和49年11月 創立50周年・体育館落成記念式典挙行
昭和58年4月 畜産科を募集停止し食品化学科を設置
昭和59年11月 創立60周年及び記念館落成記念式典挙行
平成3年12月 農業科募集停止生産科学科設置
平成4年12月 生活科募集停止生活科学科設置
平成26年4月 食品化学科及び生活科学科募集停止食品デザイン科設置
令和6年11月 創立100周年記念式典挙行

〇校訓
一、どこに出しても恥ずかしくない人間になれ
一、国家社会の役に立つ人間になれ

■新たな時代の公共サービスに向けて
10月21日(月)、大洲市は株式会社エイト日本技術開発と技術連携協定を締結しました。この協定は、同社が有する社会資本マネジメントの知見を大洲市の目指す「Well-beingなまちづくり」に生かしながら、効率的な自治体運営や地域活性化を図ることを目的としたもので、今後は「公的不動産の有効活用」「大洲市の食文化・食材を生かした新たな情報発信」「地域おこし協力隊の多様化する活動への対応」などを連携事業として実施・検討していきます。

■一次救命への協力に感謝
7月に歩道で心肺停止状態となった男性を発見し119番通報や応急手当てなどを行い、社会復帰に貢献したとして、大洲地区広域消防事務組合は10月21日(月)、市内の男女6人に感謝状を贈呈しました。6人は「勇気を出して手伝ったことで命を救えてよかった」「救命講習で習ったことが役に立ったので地域で受ける機会が増えればいいと思う」と話していました。

■かわいい仮装で大集合
10月26日(土)、白滝地区で「白滝ハロウィンナイト」が開催されました。このイベントは、地域の活性化につなげようと地元団体が企画したもので、伊予白滝駅には地域の子供を中心に約40人が、思い思いの仮装をして集まりました。この日運行されていた伊予灘ものがたりをみんなでお見送りした後、地区内に向けて出発。民家を訪問した際には子供たちが「トリックオアトリート!」と元気に声を上げ、お菓子のプレゼントをもらっていました。

■子供たちに絵本のプレゼント
心豊かな子供の成長を願い、国際ソロプチミスト大洲から市内3カ所の保育施設へ合わせて約100冊の図書が寄贈されました。10月31日(木)には東大洲こども園で贈呈式を行い、絵本を受け取った5歳児クラスの子供たちからはお返しに歌のプレゼントが。子供たちは「本を読んでくれて、歌を聴いてくれてありがとう」と大きな声であいさつし、みんなで仲良く真新しい絵本を開いて読んでいました。

■参加者みんなが「まちびと」に
11月3日(日・祝)、大洲まつりに合わせて「城下(しろした)のMACHIBITO」が肱南地区で開催されました。このイベントは、古民家再生で生まれ変わった町並みや店舗を活用して100年前の大洲の町並みを再現するもので、今回は国内外から約100店舗が出展し、多くの人でにぎわいました。和装やモガスタイル、蝶ネクタイなどレトロな装いで買い物や食べ歩きを楽しむ人の姿も多くみられ、この日の肱南地区は、古くて新しい大洲の町並みならではの雰囲気に包まれました。

■秋の河辺を歩く「龍馬脱藩の道」
河辺地域の恒例イベント「わらじで歩こう坂本龍馬脱藩の道」が11月10日(日)に行われました。
早朝、河辺ふるさと公園に集合した参加者たちは「エイエイオー」と気勢を上げて出発し、2つのコースにそれぞれが挑みました。第1回から全て参加している人もいるほど根強いファンも多いこのイベントですが、36回目となる今回は、毎年9月の開催日を11月に変更。8歳から84歳までの71人が、赤く色づき始めた河辺の自然を楽しみながら歩きました。

■市民のつどいを開催しました
11月10日(日)、福祉と健康づくりを推進する「市民のつどい(社会福祉大会)」を総合福祉センターで開催しました。書家の金澤泰子(やすこ)さんと翔子(しょうこ)さん親子の講演会と揮毫(きごう)パフォーマンスには多くの人が詰めかけ、会場は超満員。ダウン症の書家である翔子さんを娘に持つ泰子さんによる障がい者の自立についての講演では皆深くうなずきながら聞き入り、翔子さんがパフォーマンスで力強く「飛翔」の文字を書き上げると、会場は大きな拍手に包まれました。

■先哲に思いを馳(は)せながら
郷土の先哲顕彰事業「蘭学者 武田斐三郎(あやさぶろう)展」の開催に合わせて、模擬授業体験講座が11月10日(日)に古学堂で開催され、小学生から大人まで20人余りが参加しました。講座では大本敬久(たかひさ)愛媛大学准教授を講師に迎えて伊予の古代文学を学び、その後は古学堂の見学会を実施。参加した学生は「この場所で昔の偉人も同じように学んでいたのかと思うと不思議な感覚」、「現在は学芸員を目指していて、将来はこの古学堂の魅力を子供たちに伝えたい」と感想を聞かせてくれました。

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