長浜地区は清流肱川の河口に位置し、瀬戸内海を臨む美しい町です。長浜自治会には47の行政区があり、6つの部会に分かれて事業を運営しています。多くのみなさんから協力や助言を頂けることは、円滑に自治会事業を展開していく上で素晴らしい財産となっています。
町のシンボルである赤橋(長浜大橋)に「日本三大川あらし」にも数えられている肱川あらしが流れ込むさまは、まるで困難に立ち向かう龍のようです。かつて坂本龍馬は、仲間と共に夢の実現のために、ここ長浜の地から旅立ったといいます。住民のみなさんが自治会を身近に感じ、自分らしく安心・安全に暮らせる活力ある地域社会を目指して一歩一歩進んでいきます。
(長浜自治会 東信利(のぶとし)会長)
■地域活性化活動「たこ焼き販売」~自分たちにできることから地域を盛り上げる~
全国的に広く知られている長高水族館の開館日(毎月第3土曜日)、多くの来館者でにぎわうその一角からソースの良い匂いが漂ってきます。この匂いの正体は、自治会の地域振興部会が実施するたこ焼き販売です。「高校生たちががんばりよるんやけん、地域もがんばらんといけんね」と、部会員たちが手際よくたこ焼きを作り、販売しています。なんとかして地域を盛り上げようと、コツコツと活動を継続してきました。今では水族館の来館者はもちろん地元のみなさんからも好評で、長浜地域の名物となっています。
地区内には「肱川あらし」や国登録有形文化財「末永家住宅旧主屋・百帖座敷」など価値ある自然や文化財が多数ありますが、それらを有効的に地域活性化に活用できていないという課題もあります。
地域資源を活用しながら、老若男女問わず誰にとっても魅力あるまちづくりを、どうすれば進めていけるのか。私たちは、各コミュニティとの連携こそが「カギ」だと感じています。保育所・小学校・中学校・高等学校や各種団体と手を取り合って新しい事業にどんどんチャレンジしていくことで、より一層の一体感が生まれ、地域にとって好循環をもたらすと考えています。「昔は活気があったのにね」と考えてしまいがちですが、本当に大切なのは、10年後、20年後を考えること。将来を見据えた持続可能なまちづくりを進めていきます。
■Instagramはじめました!
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問い合わせ先:地域振興課地域自治推進係
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