最近、多くのコンビニでセルフレジが増えていますが、JR高輪ゲートウェイ駅では、そこからさらに発展した「無人コンビニ」が数年前から設置されています。
この無人コンビニでは、従来のコンビニで行われるバーコードのスキャンも必要なく、客が商品を取るだけで購入することができます。天井に設置されたカメラと店内の赤外線、そして商品棚に設置された重量計のデータを組み合わせることで、最終的に「誰が何を購入したのか」をAIが正しく判断してくれます。そのため、商品を自分のバッグに直接入れてしまっても問題ありません。利用者は、出口に設置されたタッチパネルに表示されている金額が購入したものと同額かを確認した上で、交通系電子マネーを端末にかざして代金を支払い、ゲートを通って店舗の外へ出ることができます。
私も実際に利用してみたことがありますが、想像していたよりはるかに簡単で正確に会計できるので驚きました。こうした仕組みがコンビニだけでなくさまざまな店舗で普及していくと、利用者の利便性が向上するだけでなく、人手不足の解消にもつながるかもしれませんね。
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