今年度から、市民の健康寿命延伸を図るため、「健康づくり推進本部」を設置しています。目標を「高血圧予防対策の徹底による健康寿命の延伸」と定め、高血圧について正しい情報を数回にわたりお届けします。今回は「セルフチェック」について紹介します。
・健康で長生きするために、まずは自分の血圧を知りましょう。
・血圧は、時間帯や行動、周りの環境などによって常に変動します。
・毎日続けて測り、自分の傾向を知ることが大切です。
・血圧の目標値は130/80mmHg未満、75歳以上は140/90mmHg未満。
◆正しく測定するこつ
・毎回同じ条件でリラックスした状態
・朝と夜2回測定
朝:起床後1時間以内で、トイレを済ませ、朝食や内服の前に測定
夜:就寝前に測定
・心臓と同じ高さにカフ(腕帯)を巻く
・座って1~2分安静にしてから測定
◆血圧計は、上腕式がお勧めです
「うちに血圧計がなくて…どんなのが良いのかな?」「血圧計、買い替え時かな」そんな人には、上腕式血圧計をお勧めします。
血圧は、時間帯や行動、周りの環境のほか、血圧計本体と心臓の位置関係などによっても変動します。上腕式血圧計は血圧計本体と心臓の位置関係が安定しやすく、測定値にも変動が少ないため、誰でも簡単に測ることができます。
◆血圧手帳を使おう!
家庭で測った血圧を手帳などに記録しておくと、医療機関を受診する際に役に立ちます。家での測定値が「高くなってきたな…」「高血圧かも…」と感じたら、記録を持って病院へ相談しましょう。
◆体を守るには、自己管理が大切
家庭に1台、体温計・体重計・血圧計を持ち、家族みんなでセルフチェックを習慣にしましょう。
また、健診は全身チェックを行うための大切な機会です。疾病の早期発見、早期治療のために、年1回必ず受けましょう。
問合せ:健康づくり推進本部 生活習慣病グループ(国保課)
【電話】65-1219
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