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自治体の皆さまへ

デジタルで快適、消費生活術

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愛媛県新居浜市 クリエイティブ・コモンズ

社会のデジタル化が進むことで、SNSなどによる情報収集・発信やオンライン消費の普及など、私たちの生活は非常に便利になり、楽しみ方の幅は拡大しています。
一方で、デジタル化に伴う新たな消費者トラブルも発生しており、デジタルサービスの仕組みやそのリスクの理解、さまざまな情報の正確さを見極める力や、適切に活用するための情報モラルなどを身に付けることが必要です。

■こんなトラブルに気を付けよう!
1.サポート詐欺
夜中にパソコンでインターネットを見ていたら、いきなり大きな警告音が鳴り、画面に「ウイルスに感染しています」と表示された。慌ててサポートセンターに連絡すると、パソコンを遠隔操作され、サポート費用として3万円をプリペイドカードで支払うように言われて支払った。
その後も「プリペイドカードが使えない」などと言われ、何度もカードを買い直して高額な金額を支払ってしまった。

▽アドバイス
・警告音や画面に見慣れない表示が出ても慌てて電話をしないようにしましょう。
・パソコンは画面を閉じるか、再起動をするなど様子をみてください。
・遠隔操作をされたら危険なアプリを入れられている可能性もあるので、後日、購入店などに相談しましょう。

2.通販サイト
インターネットで買い物をして、「商品が届かない」「違う商品が届いた」といった相談があります。
(1)SNSの広告から衣類品を注文した。届いた商品はきちんと縫製ができていない粗悪品だった。返品したいが海外の事業者だったため、連絡が取れない。
(2)靴の販売サイトで注文し、指示された口座にお金を振り込んだ。しかし商品は届かず、連絡も取れなくなった。よく考えると振込先が個人名義の口座だった。

▽アドバイス
・通信販売はクーリング・オフできません。購入前に返品の条件について確認しましょう。
・事業者の連絡先に電話番号・番地までの住所が記載されているか確認しましょう。
・支払方法が個人名義の口座や代金引換だけの場合は気を付けましょう。

3.サポート詐欺
スマートフォンのライブ配信で、「推し」と仲良くなりたいと思い、投げ銭をするようになった。最初はお小遣いで支払っていたが、推しが喜んでくれるので、親のクレジットカードを使って投げ銭をした。翌月、クレジットカードの請求が高額だったため、親にばれて怒られた。

▽アドバイス
・家族でオンラインゲームやライブ配信で課金するルールを決めておきましょう。
・保護者はクレジットカードなどの支払明細をこまめに確認しましょう。

問合せ:消費生活センター
【電話】65-1206

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