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認知症は、何らかの病気によって脳の神経細胞が壊れるために起こる症状や状態を言います。進行すると、理解する力や判断する力がだんだんと低下し、社会生活や日常生活に支障が出てきます。
■認知症の種類
◇アルツハイマー型認知症
・最も多い認知症。
・記憶障害から始まることが多い。
・症状はゆっくり進行する。
◇血管性認知症
・段階的に進行することが多い。
・体の片側のまひや言語障害が起きやすい。
◇レビー小体型認知症
・筋肉のこわばりがある。
・幻視があらわれる。
・認知機能の変動がある。
◇前頭側頭型認知症
・同じ言動を繰り返す。
・社会のルールに反した行動がみられる。
■認知症の症状
認知症の症状には、中核症状と行動・心理症状があります。中核症状は、脳の機能が低下することによる記憶障害や失行・失語などの症状です。行動・心理症状は、中核症状への不安や焦り、環境などが影響した暴言や暴力、そしてうつ状態などの症状を言います。
◇要注意!
うつ病で一時的に記憶力が低下したり、うつ状態がみられたりすると、認知症と間違えてしまうことがあります。正しい診断・治療のためにも、疑わしい症状があれば早めに受診しましょう。
■接し方のポイント
認知症の人は、病気だという自覚がなくても異変が起きている自覚はあり、”不安”や”申し訳ない”などの思いを抱えている人もいます。接するときは次のポイントを心掛けましょう!
◇ポイント(1) 驚かせない
・本人に近づき、相手の視野に入ってから目を見て話しかける。
・笑顔など、穏やかな表情で話す。
・混乱しないよう、ゆっくりと、一つ一つ短く伝える。
◇ポイント(2) 急がせない
・相手から言葉が出てこなくても、少し待つ余裕をもって聞く。
・失敗を避けて止めるのではなく、失敗しないよう手助けをする。
◇ポイント(3) 自尊心を傷つけない
・本人の希望や意志、ペース、習慣などを尊重する。
・子ども扱いしたり、頭ごなしに否定したりしないようにする。
・できないことを責めるのではなく、できることを褒める。
・尊厳をもって接する。
■困ったときの相談先
■一緒に学びませんか?認知症サポーター養成講座
認知症サポーターは、認知症の人やその家族の「身近な応援者」です!認知症になっても安心して暮らせるように、自分たちに何ができるのか共に学びましょう!
日時:9月30日(土)14:00~15:30
場所:ウイメンズプラザ 2階視聴覚室
定員:30人程度
費用:無料
申し込み・問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】65-1245
■動画で学ぶ認知症!
9/1から行政広報番組マイタウンにいはま(9月)でも、認知症について紹介します。動画では予防についても紹介しますので、ぜひご覧ください。
地域包括支援センターでは、介護予防事業や認知症高齢者見守りSOSネットワークなど、さまざまな事業を行っています。いつでも気軽にお問い合わせください。
問合せ:地域包括支援センター
【電話】65-1245
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