スマイル 笑顔輝く新居浜人を紹介 vol.92

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■新居浜からプロ野球選手誕生開幕一軍を目指す
大阪商業大学4年生　高(たか)　太一(たいち)さん

令和5年10月、東京都で開催された「2023プロ野球ドラフト会議」において、新居浜市出身で大阪商業大学4年生の高太一さんが、広島東洋カープから2位指名を受け、11月に仮契約を結びました。　
高さんは小学2年生の時、当時船木で活動していた軟式野球チーム「船木パイレーツ」で野球を始めました。当時のポジジョンは投手と外野手。平日は放課後に練習し、夜は当時監督を務めていた今井さんの自宅でティーバッティング練習、そして土日は試合という野球漬けの日々を過ごしました。小学6年生の時には、高円宮賜杯第33回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントへ出場し、「猛練習が実って嬉しかった」と振り返ります。　
中学生の時には、憧れの選手が所属していた今治中央ボーイズへ。今治や西条の練習場まで、新居浜から通って腕を磨きました。　
高校は「野球だけではなく人間としても成長したい」と、広島県の強豪校で全寮制の広陵高等学校へ進学しました。ポジションは外野手でしたが、「やはり投手として勝負したい」と、2年生の途中から再び投手へ。3年生春には、センバツのマウンドも経験しました。　
その後、大阪商業大学に進学した高さんは、「体の線を太くしたい」とウエートトレーニングに力を入れて体重を増量。その結果、球速は最速150kmを超え、また投球の幅を広げるため変化球やコントロールなども磨きました。　
自分の強みは「ストレートの切れです!」と力強く話す高さん。広島東洋カープへの入団が決まり、目標は「開幕一軍。一日でも多く一軍で投げたい」と意気込みます。中学時代までを過ごした地元愛媛。「坊っちゃんスタジアムでも早く投げたいです」