市民の健康寿命延伸を図るため、「健康づくり推進本部」を設置しています。
目標を「高血圧予防対策の徹底による健康寿命の延伸」と定め、高血圧について正しい情報をお届けします。
今回は「介護予防」について紹介します。
厚生労働省の2022年国民生活基礎調査によると、「脳血管疾患」は「介護が必要となった原因」の第2位で、その最大の要因は高血圧です。
介護予防の観点からも、高血圧対策への取り組みが重要となっています。
◆介護が必要となった原因
第1位:認知症
第2位:脳血管疾患
第3位:骨折・転倒
2022年国民生活基礎調査(厚生労働省)
◆PPK体操で高血圧対策!
PPK体操とは、DVDを見ながらセラバンド(ゴム製のバンド)やお手玉を使って行うややきつい程度の体操で、高血圧などの生活習慣病の予防にお勧めです。体力に自信がない人や、膝などの関節に痛みのある人でも、無理なく安全に行うことができます。また、セラバンドの強度は調整できるので、若い人や運動習慣がある人でも効果を実感できます!
PPK体操は、拠点を開設している自治会館などで行っており、市内108カ所の拠点で実施しています(1月1日現在)。自宅近くの自治会館で実施がない場合、拠点を新設することもできます。
◆高血圧予防講座も!
市では、PPK体操を行っている拠点で参加者の希望に応じて「高血圧予防講座」や「健康相談」も実施しています。PPK体操に参加することで、自治会館などの身近な場所で高血圧予防について学んだり、保健師や看護師などに健康相談をしたりすることができます。
◆体験会を開いてみませんか
拠点開設を検討している自治会館や介護施設、スーパーなど地域の空きスペースなどで体験会を開催できます。詳しくは地域包括支援センターまでお問い合わせください。
◆動画も公開しています!
市公式YouTubeでもPPK体操の紹介動画を公開していますので、ぜひご覧ください!
問合せ:健康づくり推進本部 生活習慣病グループ(地域包括支援センター)
【電話】65-1245
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