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令和6年度施政方針(2)

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愛媛県新居浜市 クリエイティブ・コモンズ

第六次新居浜市長期総合計画に掲げる6つのまちづくりの目標ごとに、今年度実施する主要な事業を紹介します。ここでは施政方針から内容を抜粋して掲載しています。

■目標1 未来を創り出す子どもが育つまちづくり
▼児童福祉分野と母子保健分野を統合した「こども家庭センター」をこども未来課内に設置
▼「伴走型相談支援の充実」と「経済的支援」のパッケージ実施など、すべての妊婦が安心して出産できる環境を整備
▼小中学校のトイレ洋式化や体育館のLED化などの施設改修や環境整備の推進
▼子どもたちのSDGsに対する理解を深め、持続可能な社会を実現する担い手の育成

■目標2 健康で、いきいきと暮らし、支えあうまちづくり
▼保健福祉MaaS車両(マルチタスク車両)を活用した健康相談などの実施
▼KENPOSアプリを活用したウオーキング・健康づくり
▼新居浜市医師確保奨学金貸付制度や寄附講座の開設などの医師確保策を推進
▼高齢者のフレイル(※)を予防し、健康寿命を延伸
※フレイル…健康な状態と介護が必要な状態の中間の状態
▼介護保険制度の介護認定調査水準の向上、介護認定判定理由の明確化などによる介護給付の適正化
▼将来にわたって安定した運営を続けていくための適正な保険料率への見直し、保険料の収納率向上対策

■目標3 活力とにぎわいにみち、魅力ある職場が生み出されるまちづくり
▼新居浜市中小企業振興条例に基づく支援や新技術・新製品の開発支援などに取り組み、地域の牽引役となる企業の支援や新事業の創出
▼新たにデジタル技術を活用した起業家創出支援
▼働き方改革やSDGsに取り組む企業を幅広く情報発信することによる、企業価値の向上と人材確保支援
▼大阪・関西万博が開催される22025年に向け、新居浜太鼓祭りや別子銅山を活用したプロモーション

■目標4 安全・安心・快適を実感できるまちづくり
▼滝の宮公園のエントランスから遊具広場への通路の整備
▼国道11号新居浜バイパスの西喜光地町から本郷一丁目までの区間の開通
▼令和4年度から建設に着手している東田団地2号棟の完成
▼港湾地域における2050年のカーボンニュートラルの実現
▼角野分団詰所の統合新築移転に向けて建設工事に着手・南消防署の新築移転

■目標5 人と地域の力で豊かな心を育み、つながり、学び合うまちづくり
▼市民文化センターの建て替え
▼旧端出場水力発電所の適切な管理運営とマイントピア別子との連携による活用
▼ベトナム、インドネシア、マレーシアなどの東南アジア諸国との人的交流などを通じた、相互理解・友好関係の発展の推進

■目標6 人と自然が調和した快適に生活できるまちづくり
▼将来にわたり持続可能なごみの適正処理を確保していくため、有料化を含めた効率的な収集運搬・処理体制の構築を検討
▼清掃センターの粗大ごみ処理施設およびリサイクル推進施設の基幹的設備改良工事により主要な設備を更新
▼下水道事業において、上水道・工業用水道事業を含めた官民連携への取り組みについて検討

■計画の推進 持続可能なまちづくりの推進
▼新居浜地域スマートシティ推進協議会の各分科会において、マイナンバーカードの活用や移動デジタルサービスなどの取り組みを推進
▼小中学校や公立保育園・幼稚園について、計画的な総量の縮減
▼自治体情報システムの標準化を進め、オンライン申請などへのマイナンバーカードの活用

■施政方針の最後に
現在、本市では、「新幹線の父」と言われる十河信二さんと妻のキクさんをモデルにしたNHK連続テレビ小説、通称「朝ドラ」の誘致に取り組んでいますが、十河信二さんの座右の銘に「有法子(ユーファーズ)」という中国の言葉があります。これは、「必ず方法はある。だから、いかなる苦境にあっても諦めてはいけない」という教えです。
先に述べた3つの重点項目は、取り組みの効果につきましても一朝一夕に現れるものではありません。一方で、対応が遅くなればなるほど、次世代への負担や解決の困難度が高まります。
だからこそ、中長期的な視点に立ち、「決して諦めず、必ず打開策はある」という十河信二さんの気概を胸に、将来の新居浜市のための選択と地域の課題解決に対し、断固たる覚悟で立ち向かっていきたいと考えています。「未来に繋ぐ新居浜」を創りあげていくための施策に取り組み、市民の誰もが幸せを実感できる「笑顔輝く 新居浜市」の実現に向け、邁進していきます。

問合せ:総合政策課
【電話】65-1210

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