■2月市議会定例会
◆一般質問
3月5日(火)から3月7日(木)の3日間の日程で、13人の議員が一般質問を行いました。紙面では一部の質問を要約して紹介します。なお、未掲載の質問については、会議録やホームページをご覧ください。
◆3月5日(火)
▽自民クラブ(代表質問) 近藤司議員(40分)
(1)災害に強いまちづくりについて
1.被災地支援
2.家屋倒壊対策
3.復興事前準備の取組
(2)人口減少対策について
1.少子化対策の推進
2.若者の移住、定住に向けた取組
3.建設系教育学科の創設
問:新居浜工業高等専門学校に建設系学科を誘致できれば学生が集まり、市や業界の求人対策や人口減少対策にもつながる。産学官連携して文部科学省へ働きかけてほしいが所見を伺う。
答:全国には土木や建築関係の学科を設置している高等専門学校もあり、増設の可能性はあると考えているが、新学科の設置は学校運営の根幹に関わる取り組みであるため、文部科学省への働きかけについては、建設業界のみならず、産業界全体のニーズ把握も踏まえ、まずは新居浜工業高等専門学校と意見交換をしたいと考えている。
(3)新居浜港カーボンニュートラルポートの取組について
1.港湾計画の改訂
問:新居浜港・東予港(東港地区)港湾脱炭素化推進計画では、菊本地区がアンモニア供給基地として位置付けられ、現在の港湾計画を見直す必要があると考える。今後の計画について伺う。
答:船舶の大型化への対応、背後地域の土地利用の変更などにより、港湾計画の見直しが必要だと考えている。内容としては、新居浜港や背後地域の現状把握、将来取り扱い貨物量の分析により、必要な岸壁水深、埋め立て面積、規模などを検討することとしており、令和7年度からの計画改訂着手を目指したい。
2.脱炭素化促進事業への取組
3.関連産業立地の促進
(4)ごみ処理施設の広域化、集約化について
▽みらい新居浜(代表質問) 篠原茂議員(40分)
(1)経済状況について
(2)当初予算について
(3)別子銅山の語り部育成について
(4)自分たちでできることについて
1.これからのまちづくりの方向性
問:自治会加入率の減少を食い止め、昭和の頃のような地域のつながりを考えているのか、これまでとは違う新しい住民自治の姿を創ろうとしているのか、どちらを目指しているか。
答:地域運営組織の取り組みは、これから目指すべき地域の助け合いの仕組みづくりであり、それぞれの立場や組織は異なるが、自治と分権という同じ目標を掲げながら活動を展開していくという、これまでとは違う新しい取り組みである。この取り組みが地域に定着するには数年かかると思うが、持続可能な地域づくりに向けて取り組んでいく。
2.コミュニティ・スクール
3.環境問題
(5)介護予防の取組について
1.健康長寿地域拠点づくり
問:本市の高齢者人口を減らすことはできないが、要介護者は減らすことができる。元気な高齢者は幸せである。KENPOSアプリの活用についてどのような取り組みを考えているか。
答:KENPOSが市民の健康づくりの必須ツールとなるように、さまざまな活用方法を開拓して実用性を高め、利用者拡大を図る。また、蓄積したデータを他の健康指標データと合わせて分析し、より効果的な健康施策の推進に役立てていく中で、地域全体の健康増進や市民へのフィードバックを図りたい。
2.保健補導員制度
3.デジタル田園健康特区
(6)新居浜太鼓祭りについて
▽公明党議員団(代表質問) 藤原雅彦議員(40分)
(1)市政運営について
(2)防災・減災対策について
1.総合防災マップ
問:ハザードマップのような、直接市民の命に関わるような刊行物は、自治会員に限らず、ぜひとも全世帯に配布すべきと考えるが所見を伺う。
答:全戸配布については、多額の費用がかかるため、現在配布の予定はないが、新たなハザードのデータ提供も予定されていることから、今後財源の確保も含む作成方法、配布手段や方法、市民への周知方法、作成の是非などについて検討していく。
2.防災訓練
3.地震10秒診断
(3)消防団について
(4)子ども応援・相談センターについて
(5)学校施設の老朽化対策と防災機能強化の推進について
問:災害が発生すれば、小中学校体育館が避難所となる。被災者の命を守るためにも、体育館に空調設備設置の推進を検討するべきと考えるが、所見を伺う。
答:停電が発生した際の動力エネルギーの供給問題や空調の設置を前提としていない建物であり、気密性が低いこと、多額の費用を要することなどから設置に至っていないが、避難所生活を健康で快適に過ごすためには、空調設備は必要と考えており、今後、先進の導入事例などを調査研究していく。
(6)高齢者福祉計画2024・介護保険事業計画について
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