PPK体操は、住み慣れた地域でいつまでもいきいきと生活できるようにと愛媛県理学療法士会と日本のお手玉の会新居浜支部の協力のもと、セラバンド(ゴム製のバンド)とお手玉を使って行う介護予防に効果的な新居浜市で生まれた体操です。
その新居浜生まれのPPK体操が宇宙飛行士の古川聡さんによって、国際宇宙ステーションの「きぼう」内で実施されました。きっかけは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)がアジア・太平洋地域で募集した青少年向け簡易宇宙実験(アジアントライゼロG2023)で「宇宙でできるエクササイズ」という実験部門に見事採用されたためです。応募したのは新居浜工業高等専門学校2年生の佐藤陽太(ひなた)さん。祖母から「PPK体操を始めたら、以前よりスムーズに歩けるようになった」と聞き、自身も体操を体験したところ、確かな効果を実感しました。宇宙に興味のあった佐藤さんは、「大型の器具を必要とせず手軽に行えて、微小重力環境で筋力が低下するという宇宙飛行士にピッタリだ」と確信し応募したところ、総勢570人、245件の中から選ばれました(実験名:空気椅子でゴム体操)。
世代を超え、そして宇宙へと広がりを見せたPPK体操を一緒にやってみませんか。
◆PPK体操体験会inイオンモール新居浜
日程:7月30日(火)
第1部 10:30~11:00
第2部 11:30~12:00
第3部 13:30~14:00
第4部 14:30~15:00
参加費無料
場所:イオンモール新居浜1階レストラン街NIIHAMA CITY INFORMATION
定員:各部20人程度
問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】65-1245
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