ホームヘルパーとは、介護認定を受けている人が住み慣れた自宅で自立した生活を送れるよう、日常生活の支援(身体介護・生活援助)を行う仕事です。
高齢化が進んでいくことで、より多くの人に介護や支援が必要となることが見込まれ、特に介護の現場では「ホームヘルパー」となる人材が求められています。
ホームヘルパーの仕事を知ってもらうために、介護の現場から現役のホームヘルパーの声をお届けします。
◆ヘルパーステーション ひと
経歴20年のホームヘルパー
私がホームヘルパーになろうと思ったきっかけは、元気な間に長く働ける場所を求めたからです。60歳を超えてからでも働けるこの仕事を志しました。今では20年ほど続いています。以前働いていたグループホームでの仕事とは異なり、個人と向き合えることに魅力を感じています。
ホームヘルパーはこの先どんどん必要になる仕事なので、ぜひ若い世代に進出してほしいと思っています。やってみると楽しく、やりがいがあります。そうでなければ、私もこんなに長く続けられていません。70歳を過ぎても元気であれば続けられます。定年を迎えてからでも10年以上は働くことのできる仕事だと思います。
興味のある人は、ぜひ一緒に働いてほしいと思います。多くの人に介護の仕事の魅力をもっと知ってほしいです。
◆新居浜市社会福祉協議会 指定訪問介護事業所
経歴15年のホームヘルパー
私は元々、特別養護老人ホームの職員として仕事をしていましたが、利用者さん1人1人と、もっとゆっくり向き合うことができると思い、ホームヘルパーとして今の職場に移りました。私の感じる仕事のやりがいとしては、利用者さんとしっかりと向き合って話ができ、顔を見ただけで体調の変化が分かるようになれたこと。また、家族と同じように生活を支えていけることにやりがいを感じています。
ホームヘルパーの仕事は楽しくてやりがいがありますが、職員の人手不足と高齢化が顕著になっています。若い世代はもちろん、定年後にもそれまで培ってきた経験を生かせる仕事ですので、ぜひ幅広い世代に興味を持ってもらいたいです。
新居浜市には、多くのホームヘルパー(訪問介護)事業所があります。ホームヘルパーの仕事に興味のある人は直接事業所へお問い合わせください。
問合せ:介護福祉課
【電話】65-1241
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