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にいはま市議会だよりvol.126(1)

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愛媛県新居浜市 クリエイティブ・コモンズ

■6月市議会定例会
◆一般質問
6月18日(火)から6月20日(木)の3日間の日程で、13人の議員が一般質問を行いました。紙面では一部の質問を要約して紹介します。なお、未掲載の質問については、会議録やホームページをご覧ください。

◆6月18日(火)
▽自民クラブ 仙波憲一議員(30分)
(1)市長の政治姿勢について
問:石川市長は11年間の実績を踏まえ、市の将来に多くの課題が残る中、次期市長選挙への出馬についてどのように考えているか所見を伺う。
答:公約については、一部を除き、一定の成果を残すことができたのではと考える。まちづくりに対する私の夢はいまだ消えないが、次の人に本市の将来を託すべきであるとの思いに至り、次期市長選には立候補せず任期満了をもって退任することを決意した。残りの期間を公約実現に向け全力で取り組んでいく。
(2)消滅可能性都市について
問:消滅可能性都市のリスクに対し、本市はどのように考えているか。また、人口減少に重点を置いて考える指標はあるか。
答:本市は消滅可能性自治体には分類されていないが、コロナ禍を経て加速した少子化の状況や転出超過傾向など、人口減少問題を非常に重く受け止めている。特に重要な指標としては、新居浜市総合戦略において、市内製造品出荷額や、年間社会増減数など7項目を戦略上の重要な数値目標として各施策の取り組みを進めている。
(3)上下水道事業について

▽みらい新居浜 合田晋一郎議員(30分)
(1)第3ステージの総括とこれからの新居浜市について
1.まちづくりタウンミーティング
2.市の財政運営
(2)国際都市間交流について
1.ホイアン市政府団来訪
2.徳州市代表団来訪
(3)働きやすい・働きがいのある市役所づくりについて
1.働き方改革
2.働きがい改革
(4)指定管理者制度について
1.これまでの取組
2.監査委員の指摘
問:市美術館は指定管理者が管理運営している。指定管理期間満了後は、新たに指定管理者が選定されるが、市直営の学芸業務との連携強化にどのように取り組むのか伺う。
答:美術館の設置目的を十分満たすために、管理運営の先進事例の調査を行うなど、学芸業務と指定管理の有機的な連携が図られるよう、運営形態、所掌業務の見直しを進めている。指定管理者の公募に当たっては、市民サービスの質のさらなる向上につながるよう取り組む。
3.これからの取組
(5)あかがねミュージアムについて
1.開館10周年に向けた取組
2.新居浜市美術館
問:市の英断により開館した美術館を、歴史・文化・芸術の発信拠点として、充実させるための体制についてどのように考えているのか伺う。
答:新居浜市美術館の管理運営には、学芸業務を除き、指定管理者制度を導入しており、施設の目的を最大限に発揮できる取り組みを進めている。新居浜市美術館は、来年度開館10周年を迎えるが、これからも市の歴史、文化芸術の発信拠点としてさらなる発展を目指し、運営体制の充実に取り組む。

▽公明党議員団 黒田真徳議員(30分)
(1)フューチャーデザインの活用について
問:高齢者が各種サービスを受けやすい利便性の高い場所での住宅の集約について、現在行うべきことを伺う。
答:高齢者だけでなく、幅広い層の市民を都市拠点周辺の利便性の高い場所へ緩やかに誘導する必要があると考えている。また、ニーズに対応した公共交通ネットワークを充実させることも重要であり、交通施策との連携強化を図りながらコンパクトなまちづくりを推進したい。
(2)産業遺産、歴史遺産について
(3)聞こえの補助について
(4)通学路の安全対策について
問:通学路で危険と考えられる場所へのグリーンベルトの敷設、ガードパイプの設置など、対策が必要と考えられる場所への対応の進捗状況を伺う。
答:令和5年度に新居浜市交通安全対策連絡協議会に報告のあった危険箇所47カ所のうち、グリーンベルトの敷設7カ所、路側帯の新設、塗り直し2カ所、横断歩道などの路上表示の塗り直し7カ所、信号のサイクルの変更2カ所、ポール、カーブミラーの設置、段差の補修各1カ所の計21カ所を改善した。
(5)マイナンバーカードの活用について

▽自参改革クラブ 伊藤義男議員(30分)
(1)地方自治法改正について
1.本市の認識と対応
(2)新型コロナワクチン接種被害救済及びワクチン対応について
1.6月補正予算案とコロナの状況
2.接種ロット番号から見る健康被害対応
問:健康被害が出る確率が高いロット番号が存在していると考える。市民への聞き取り調査などロット番号の調査・検証をするよう提案するが、市の見解を伺う。
答:本市では、ロット番号ごとの全ての接種者数や健康被害件数を把握することはできないことから、特定のロット番号に係る健康被害が出る確率などを検証することや危険なロット番号を特定して聞き取り調査などを行うことは困難であると考えている。
3.ワクチン接種記録の保存期間延長
(3)運輸交通体系の整備について
1.交通弱者の推移
2.パブリックコメント
3.地域主体で取り組む交通手段確保への支援
4.健康政策から考える公共交通
5.障害者に優しい公共交通
問:バスの路線が一目で分かるようにバスの色の変更やキャラクターマークを付けるなどの工夫はできないか。また、ヘルプマークの説明を車内に表示できないか伺う。
答:バス事業者に伺ったところ、路線ごとにバスの色を変えるなどの対応は難しいが、バス路線系統の番号を表示できるよう、検討を進めていると回答があった。ヘルプマークについては、瀬戸内運輸株式会社の営業所窓口で啓発用チラシの配布を行っているが、バスの車内でも表示できるよう協議していく。

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