
令和6年新居浜市消防白書がまとまりました。火災件数については32件、救助出動件数については29件、救急出動件数については6,786件となっています。
火災件数については、昨年と比較すると3件の増加、救急出動件数については、昨年より104件増加しており、依然として高水準で推移しています。
■火災概況
火災件数は32件、火災による死者は0人、負傷者は6人となっています。
火災種別では、建物火災が最も多く、全体の半数を占めており、建物用途では、住宅火災が10件(共同住宅・併用住宅などを含む)と最も多く発生しています。
出火原因では、「火入れ」「電気機器」「たばこ」による火災が多い傾向にあります。
各家庭において、農作業時における火気の取り扱いや、古くなった電気製品の点検およびコンセント差込口周辺の清掃などを心がけてください。
また、住宅用火災警報器を設置していない人は、早期に設置してください。既に設置している人は適切な点検と維持管理をお願いします。
▽火災種別割合(32件)
▽火災原因別件数
■救助概況
救助出動の件数は29件、総救助人員は23人となっています。昨年と比較すると、出動件数は3件の減少、救助人員は同数となっています。
事故種別は、交通事故が11件と最も多く、次いで建物などによる事故、水難事故、機械による事故がそれぞれ2件となっております。
救助活動は、複雑多岐にわたっており、これらに的確に対応できる高度で専門的な救助活動が求められています。
▽事故種別救助出動割合(29件)
■救急概況
救急出動の件数は6,786件、搬送人員は6,369人となっています。これは1日あたり約18.6回救急車が出動し、市民の約17.8人に1人が搬送されたことになります。
救急出動件数は、昨年より104件増加し、搬送人員も129人増加となっており、人口が減少傾向にある中、依然として高水準で推移しています。
重篤な症状の人を一刻も早く処置、搬送できるように救急車の適正な利用をお願いします。
問合せ:予防課
【電話】65-1342
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