[特集]まちの未来を考える(1)

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東温市の今は?これからは?市内の小中学生が議場で声をあげた。

「皆さんと話すことをずっと待ち望んでいました」
令和元年度以降、4年ぶりに開催された、「東温市子どもミーティング」に今年は市内小中学校に通う33人の子どもたちが参加した。
加藤市長は始めに、「今日は皆さんの目線でこうしたらどうかという意見を聞いて、政策に活かしていきたいと考えています」と話し、「今日のミーティングを通して皆さんに東温市のことをもっと知って好きになってほしいし、将来皆さんが日本や世界に羽ばたくときも、東温市のことを好きでいて、いつまでも忘れないでほしい。皆さんのおじいさん、おばあさん、お父さん、お母さんなどが努力して苦労してつくってきた東温市を今よりもさらに良くして、次の世代である皆さんに託したいと考えていますので、たくさん意見を聞かせてください」と伝えた。
「よりよい東温市にするために」をテーマに子どもたちから「夜も安全に道を通れるように街灯を増やしてほしい」「東温市の目玉となる商品を作ってみてはどうか」「東温市は豊かな自然があるので、生き物について学べるイベントを開催してほしい」「東温市の魅力をPRするためにカフェの設置やキッチンカーで移動販売を行うのはどうか」「今後の市の人口減少に向けてどんな取り組みをしているのか」など、さまざまな分野にわたって積極的な意見が出された。子どもたちの熱意を受け、市の担当者も子どもたちの意見に向き合って回答し、市長もそれぞれの分野について熱く思いを語った。
大人たちを前に緊張した表情を浮かべながらもしっかり発言する姿や他の意見にも耳を傾けながら自分の言葉で語る小中学生の背中が頼もしく、まちの未来はきっと明るい。

後日、市HPに子どもミーティングの様子を掲載します。