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[特集]まちの未来を考える(2)

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愛媛県東温市

■わたしたちと未来の東温

◆「東温市の名前の由来は」
北吉井小学校6年生 鈴木蘭樹(らんじゅ)さん

子どもミーティングの後、「もっと東温市の歴史を知ってみたくなった」と話す鈴木蘭樹さん。夏休みには、身近にある「向井古墳」について調べた。
「普段よく散歩したり、遊んだりしている向井古墳をもっといろいろな人に知ってもらいたいと思い、夏休みに新聞にしました。歴史民俗資料館にも聞いてみると今まで知らなかったこともあり、面白かったです」
鈴木さんは子どもミーティングで東温市の名前の由来を聞いた。「温泉郡に語源があることは知らなかったです。みんなに伝えていきたいと思います」と話す。
「東温市にはまだ自分が知らないことがたくさんあると思っています。2学期には東温市について学ぶ機会があるので楽しみです」と笑顔を見せた。

◆「公園でボール遊びがしたい」
重信中学校2年生 小倉正聖(しょうせい)さん

重信中学校サッカー部に所属する小倉正聖さんは「もっとボール遊びができる場を増やしたい」と熱く語る。
「小学生の頃からボール遊びが好きでしたが、公園でボール遊びができずもどかしい思いを経験しました」
一方で小学生の時に比べ、中学生に上がると公園で遊ぶ機会が減り、公園に行っても、スマートフォンで遊ぶことが多くなったという。
「公園も使い方次第でもっとみんなが楽しめるものになると思います。例えば、公園でスポーツイベントを開催すると、市民の皆さんと交流できるし、中学生も参加すると思います」と話す。
「地域の人とのつながりが減っている今だからこそ、公園を使ってみんなが一つになれる機会をつくり、もっと明るい東温市になれば」と目を輝かせた。

◆「空き家サブスクをしてみては」
上林小学校6年生 渡部虎太郎(こたろう)さん

「豊かな自然に囲まれた上林が大好き」と話す渡部虎太郎さん。「上林森林公園内のごぜ石にはたくさんの人の名前が刻まれています。いろいろな人の手で作られた石を皆さんにも見てもらいたいです」
上林小学校の3〜6年生は緑の少年隊に入隊し、上林の美化活動に取り組んできた。活動の中でも、手作りの環境ポスターは毎年上林森林公園に飾っている。今年は数年ぶりに自分たちの手で上林森林公園に飾った。
「自然がいっぱいの上林ですが、近くに空き家があることが気になっていました。みんなでアイデアを出して、お試しで住む空き家を作って活用したらいいと意見があり、子どもミーティングで伝えました」。上林に住む人が増えることを願い、渡部さんは緑の少年隊の活動に励む。

◆「ボランティアをもっと周知してほしい」
川内中学校3年生 江夏さくらさん

「ボランティア活動を周知してほしい」と子どもミーティングで声をあげた江夏さくらさんは川内中学校生徒会の副会長。
「アルミ缶を回収し、事業所を通じて車椅子を買う活動は昔からずっと続いています。しかし、この数年間はアルミ缶回収ができませんでした。昨年から再開しましたが、車椅子の購入まで至らず、活動をもっと知ってもらう必要があると感じています」。生徒会ではポスターなどで回収を呼び掛けている。「中学生はスマートフォンを使う機会が多いので、SNSで発信できたらと思います。今年は車椅子を買いたいです」
アルミ缶は地元郵便局にも協力してもらい回収する。「私たちの力だけでは、難しいことも地元の人たちに協力してもらってできることもあります。だからこそ、これからも発信し続けていきます」と江夏さんは笑顔を見せる。

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