PICK UP 全国に挑む

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◆BASE BALL
新田高校女子野球部は2018年にできたばかりの新しい部活。今年開催された第27回全国高等学校女子硬式野球選手権大会で市内在住の東條コーチと2人の高校生が全国へ足を進め、初戦突破に貢献した。
東條コーチは渡部さんを「黙々と努力ができるタイプ。賢さを活かしたプレーができる」と評価する。小学校3年生から川上ソフトに入り、川内中学校で野球部に入部し、現在まで野球を続ける。
重松さんは川内中学校2年生の時野球部に入部。東條コーチは重松さんを「地道にコツコツできるタイプで、チームのムードメーカー」と話す。
女子野球部の2年生は人数が多く、県内各地の経験者が揃う。重松さんは「もっとヒットを打って、まずはレギュラーを獲れるように頑張りたい」と前を向く。渡部さんは「ミスをして引きずりがちなところがあるので、声を出しながら気持ちを整えて試合に臨みたい」と話す。「甲子園球場でプレー」をチームの目標に、今日も練習に励む。

◆SWIMMING
今年の夏、姉妹で全国大会の切符を手に入れた田丸一花さんと咲花さん。姉の一花さんは愛媛県高等学校総合体育大会の水泳競技バタフライ200mで1位、四国高等学校選手権大会で同競技3位でインターハイに出場を決めた。妹の咲花さんは50m平泳ぎで標準記録を突破し、ジュニアオリンピックに出場した。
咲花さんは一花さんを「尊敬する。記録がなかなか出ない中でも諦めずチャレンジする姿を見ると、自分も頑張れる」と讃える。一花さんは「ジュニアオリンピックに10歳で出場できた咲花は私にない力を持っていると思う」と鼓舞する。
2人とも種目は異なるが、力強いキックを武器に、ひたむきに記録に挑む。一花さんは「自分に合うキックを活かしたフォームに変えた後、自己ベストを出せる兆しが見えた」と話す。咲花さんは「大きな大会でもストロークが早くならないためには落ち着いた気持ちが大切。ジュニアオリンピックにもう一度出場して、次こそ記録を更新できるように努力を重ねたい」と前を向く。

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