一般会計では収入が187億286万円、支出が174億7,793万円で前年度から収入・支出ともに減少しました。
■図(1)一般会計の収入と支出
187億286万円
収入その他には使用料、手数料、負担金などが含まれています
174億7,793万円
■表(1)会計別の収入と支出
※万円単位で四捨五入しているため、合計及び差引額が合わない場合があります。
■表(2)一般会計決算収支
収入額-支出額-翌年度に繰り越す財源額=実質収支県
図(2)-1:全会計の基金残高
図(2)-2:全会計の市債残高
■もしも家計に例えたら
東温市の令和4年度決算を月収30万円の家計に例えてみました
一般会計の令和4年度決算は、昨年度比で収入は約4億円、支出は約4億5千万円減少しました。収入では、子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金の減少などで、全体で2.2%の減少となりました。支出は子育て世帯等臨時特別交付金事業費の大幅な減少などで全体で2.5%減少となりました。
歳入と歳出の実質的な差額を表わす実質収支は、10億9,085万円の黒字となっています。形式収支(歳入と歳出の差額)から翌年度に繰り越すべき額を差し引いた額となる実質収支は地方公共団体の財政運営が黒字か赤字か判断する要素として重要とされています(表(2))。
市の会計には、一般会計と区分して経理を行う特別会計と、独立採算制を原則に事業を行う企業会計があります(表(1))。特別会計は国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、田窪第2工業団地に、令和4年度から吉久工業団地が追加されました。
全会計の基金残高は76億7,775万円で昨年度比で、12億9,842万円増加しました。市債残高は272億3,603万円で昨年度比で13億8,936万円減少しています(図(2))。厳しい財政状況が続いておりますが、今後も市政のため、財政基盤の維持に努めます。
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