安心・安全な水を皆さんに届けています

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東温市では、市民の皆さんに安心・安全な水道水を届けるために平成11年度から平成29年度にかけて約190億円を投資し、市内にそれぞれあった簡易水道を統合しました。これにより、管路の耐震化をはじめとし、市内浄水場の一部では「膜ろ過」による高度浄水方式を導入しました。「膜ろ過」はろ過技術としては比較的新しく、セラミック製の膜を原水が通ることにより、細菌や汚れ、クリプトスポリジウムなどの原虫をろ過する方法です。この膜の穴は0.1マイクロメートル(髪の毛の太さが約80マイクロメートル)と、砂ろ過と比較してもとても小さい膜孔を通るため、より小さな不純物を除去することができます。このセラミック製の膜は約1.5mの棒状の形をしており、南吉井浄水場だけでも360本の膜が24時間稼働しています。このような新しい技術を効果的に利用し、ろ過を行った水は、定期的な水質検査を経て安心・安全な水道水として各家庭に供給しています。
水道施設に何か不具合が発生した場合でも、上下水道課の職員が当番制で24時間遠隔管理を行っており、状況に応じてその都度対応を行っています。
こういった水道施設の維持管理には薬品費、光熱水費、修繕費など多額の費用が必要ですが、費用は皆さまからの水道料金により賄っています。今後も安心・安全な水道水を届けるためにご協力をお願いいたします。

◆上下水道使用料通知書を課税事業者に発行
10月からインボイス制度が導入されました。上下水道事業では適格請求書に代わり、「上下水道使用料通知書」を申請があった課税事業者に発行予定です。制度への対応は12月請求分(10、11月使用分)からで、申請方法は市HPでお知らせを予定しています。インボイス制度は国税庁等のHPへ。

問合せ：上下水道課
【電話】964-4416