キラリ東温この人なう No.102 輝く人にインタビュー

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■「スポーツの出会いを楽しみたい」
第9回全日本小中学生ライフル射撃競技
選手権大会　ビームピストル立射40発
小学生女子の部　1位

ライフル射撃選手
黒河美麗さん(樋口)
Mirei　Kurokawa

1試合平均1時間45分。狙いを定め、標的を見つめる目は鋭い。極度の集中力が必要とされるライフル射撃。全国優勝を果たした黒河美麗(みれい)選手(12)の優勝時の競技歴はたった4カ月だった。
勉強や運動など何かするときはいつも集中して取り組んでいたと話す黒河選手。えひめ愛顔のジュニアアスリートプログラムでビームピストルの競技に出会い、6年生の10月に競技を始めた。40年以上競技を続けてきた指導者の山下尚彦(なおひこ)先生は「競技半年で10発平均80点を目指すところ、黒河選手が競技を始めた頃には84.5点を取っていた。彼女は集中力に長けていて、本番に強いところが競技に向いている」と話す。
現在、ビームピストルからエアピストル(AP)へと移る段級位3段の資格取得を目前としているが、黒河選手の大きな目標はライフル競技だけにとどまらない。
「これからどんな競技に出会えるのか分かりませんが、なんでも楽しんでやってみたい」と彼女の未来は壮大で明るい。