キラリ東温この人なう No.110 地域で輝く人にインタビュー

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■第65回旭川冬まつり　2024年氷彫刻世界大会　出場
大石　孝明(Koumei Ooishi)さん(南野田)

2月の平均気温は氷点下と寒さに厳しいまち北海道旭川。毎年2月に行われる北海道を代表するイベント「旭川冬まつり」の氷彫刻世界大会に大石孝明(こうめい)さんが出場する。　
最近まで料理人として活躍していた大石さん。「結婚式で料理を出していたとき、氷彫刻を作って披露したことがきっかけで始めました」。氷彫刻を始めて数十︎年経つ今も、NPO法人日本氷彫刻会の四国地方支部に所属し、毎年2月の世界大会に挑んでいる。　
大会では重さ100kgを超える氷柱を8本使って2人で作品を作る。「本番まで実際に作ることはできません。そのため、予めデザインを決めて行きます。人を作ることが好きなので今年は人魚をテーマに作品を作る予定です」　
自宅倉庫にあるコンテナには長年愛用する工具が並んでいる。「1年ごとに道具を整理しています。自分で作った工具もあり、コンテナを開けると今年も頑張ろうという気持ちが沸きます」。作品が誰かの目に止まればと、今年も氷を削る。