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特集 全国の舞台に挑む(2)

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愛媛県東温市

■第23回全国小学生ソフトテニス大会出場
(3月29日開幕 会場:千葉県)
上林小学校4年生 重松香帆(Kaho Shigematsu)さん

重松さんは、昨年10月に愛媛県の強化選手に選出され、全国小学生ソフトテニス大会に出場する。全国大会出場を目指す選手の中でも特に実力が顕著であることを認められた証だ。幼少期に親に連れられて始めたソフトテニス。最初は低学年だったこともあり、メンタル面に課題があったが、4年生になって声が出始め、大会で予選リーグを突破するなど結果がついてくるようになった。重松さんは「テニスが好きで、練習がしたくてたまらない」と笑顔を見せる。コーチに勧められて書き始めた「テニスノート」は、毎日の練習の振り返りや出場した大会結果を記録し、コーチにも積極的に質問する。「ガッツのある選手です。しっかり戦ってくれたら結果はついてくる。元気に明るくテニスをしてもらえれば」とコーチは話す。試合に勝ち、喜びの涙を流すことが増えてきた。初めて出る全国に向けて「バックを狙われることが多い。また、前に打った時に下がるのが遅れ強く返される」と課題を見据える。1点でも多く取り1戦必勝で全国に臨む。

■第47回ピティナ・ピアノコンペティション入賞者記念コンサート出場
(3月24日開催 会場:東京都)
南吉井小学校3年生 二神結奈(Yuina Futagami)さん

4歳から始めたピアノ。通い始めたピアノ教室で仲間のレベルの高さに影響を受けて技術を向上させてきた。「ピアノの楽しいところは指の強さで音色が変わるところ」。二神さんが、体全体で奏でるピアノの音色には圧倒させられる。2年生の時に全国大会に行って銀賞を受賞したことで自信がつき、昨夏は、2年連続で全国に進出。さらに、5人程度しか受賞できない金賞にも輝いた。今は入賞者だけが出演する記念コンサートに向けて猛練習中。二神さんの演奏は優雅で力強い。審査員は「圧倒的で素晴らしい演奏。とても快活で良い音と音楽の息づかいを感じた。大きい音が立派に鳴り響き、大人の音楽ができていた」と高評価をつけた。元々度胸が据わっており、緊張することなく演奏できる。持ち前の明るさで全国の舞台に出る他の出演者とも友達になり、楽しくピアノに向き合っている。次回に挑む予定の全国大会では、これまでの成績が考慮され一つ上の階級に臨む。これからも、二神さんの奏でるピアノの音が人々の心を響かせる。

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