市内中学校で「少年の日」を祝う行事が行われ、14歳となる中学校2年生の皆さんが、大人への一歩を踏み出しました。重信中学校の川上校長は「この先何が必要かを感じ、必要なものを得るために努力を惜しまないでほしい。自分の個性や能力を発揮するために自分を常にアップデートすることが大切」。川内中学校の日野校長は「自らを振り返り、志を立て、心身の成長を誓い、一人ひとりが確実な一歩を踏み出してくれることを期待する」と、大人として一歩を踏み出す中学生に言葉を贈りました。
■大人に向けた決意発表
これまでの人生を振り返り、将来なりたい自分を漢字一文字で表し、一人ひとりが決意を発表しました。その一部を紹介します。
「続」:私は何か一つのことを続けていくことが苦手です。しかし、これからは苦手だからといってすぐにやめたりせず、少しずつ一つのことに熱中できる時間を増やします。
「信」:人を信じ、みんなに信頼される人になりたいです。そのために勉強を頑張り、積極的に人と関われるようにしていきます。
「月」:月のように明るく穏やかな人になりたいです。友達や初対面の人に優しくしようと思います。
「努」:今まで難しいことなどに対してすぐに諦めていたけど、少年式をきっかけにして、どんなことも諦めず努力していきたいです。
堂々と発表する姿に、教員や保護者から大きな拍手が送られました。
■誓いのことば
※詳しくは本紙をご覧ください。
■記念行事 砥部焼絵付体験
素焼きの皿に自分の好きな絵などを描きました。スポンジ、歯ブラシ、割り箸などで表現豊かに作り上げました。体験した生徒は、「記念の砥部焼作りは思い出になりました。大人になって砥部焼を見たとき、少年の日を思い返せれたらいいなと思います」と笑顔を見せました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>