[特集]全力前進 東温市誕生20年、新たなる決意(4)

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◆各種施策を全力で
本年は「デジタル実装元年」
一層の利便性向上を目指します

▽4　心豊かに学びあう文化創造のまち
安全・安心な教育環境の整備では、学校施設大規模改修として、南吉井小学校及び拝志小学校の屋内運動場の長寿命化改修工事、川内中学校特別教室棟大規模改修工事、また、バリアフリー設備として北吉井小学校エレベーター設置工事など、引き続き、教育環境の整備を進めます。
次に、確かな学力を育てる教育の推進では、「GIGAスクール構想」の実現に向けて、引き続き、学校ICT環境の整備を進めます。
また、国・県が策定した「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」に基づき、中学校における部活動の段階的な地域移行を推進します。
次に、文化・スポーツの推進では、20周年記念事業として、東温市誕生から20年の歩みを取りまとめた、「市史編纂事業」に取り組みます。

▽5　みんなでつくる協働・自立のまち
市民と行政との協働のまちづくりの推進では、20周年の記念事業として、7年ぶりに「東温市民ミュージカル」を開催します。本市の偉人や地域等を題材とした新たな市民主体の舞台演劇作品を制作し、上演することで、市民と行政との協働のまちづくりをより一層推進し、市の魅力向上や愛着心の醸成を図るとともに、移住・定住の促進にも繋げていきたいと考えています。
次に、デジタル化の推進では、「東温市デジタル化マスタープラン」に基づき、各種行政手続きのオンライン化や業務効率化を目的とする庁内のシステム環境等の整備などに取り組んできました。今後はより一層市民サービスの向上を目指すため、DX推進体制を強化し、全庁横断的にDXを推進します。
また、令和6年度から、本格的に市民の利便性向上に繋がるデジタル化に取り組むことから、本年を「デジタル実装元年」と位置付け、デジタル化の推進を図ります。
本年度は、国のデジタル田園都市国家構想交付金も活用しながら、「とうおんスマートヘルスケア創出事業」や「母子健康手帳アプリ」の導入、タブレットを活用した「要介護認定訪問調査及び介護・障害認定審査会システム」の導入、さらに、24時間利用できる「コンビニエンスストアでの収納サービス」の導入に取り組みます。
また、市民の皆さまの身近な手続きにおいて、「書かない」、「待たない」、「回らない」、「ユーザー本位のあたたかい窓口」を令和7年度中の導入に向けて「窓口DX推進事業」に取り組みます。
今後も引き続き、国が成長戦略の最も重要な柱とするデジタル田園都市国家構想に位置付ける取り組みをはじめ、日々進化するデジタル技術を活用した施策を推進します。
人口減少・少子高齢化や物価高騰など社会情勢の影響により、さらには厳しい財政運営など、難しい課題に直面していますが、本市が取り組む施策の全てが、人口減少対策に繋がっていくと考えています。2期目の集大成として誰もが希望と愛着を持てる「温か笑顔の東温市」の実現に向けて、全力前進していきます。

◆「温か笑顔の東温市」の実現に向けて全力前進
人口減少・少子高齢化や物価高騰など先行き厳しい時代を乗り切るために「チーム東温」一丸で前進あるのみ。市政スタート時に掲げた「全力前進」を貫く。