キラリ東温この人なう No.113 地域で輝く人にインタビュー

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■第62回県学生書道展　知事賞
第48回全国高等学校総合文化祭　推薦

松山北高等学校3年生
菅能　唯(Yui Kanno)さん(上林)

「書道は習字とは違い、芸術なんです。強調したい部分とか、古典で面白い部分を目立たせたいなど習字とはまた違った面白さがあります」と話す菅能唯(ゆい)さん。書道を始めたのは高校生の部活動。「部活動の仲間たちはみんな上手なので負けたくない」との強い思いを持ち書道に打ち込んできた。
小学3年生から習字を始めて、さまざまな賞を取ってきた菅能さんにも、上手く表現できないことがある。「上手くいかないときは、いろいろな人の作品を見たり先生に書いてもらって筆の流れを見たりすると、考えが広がり、書き方のヒントを得られる」と表現の幅を広げてきた。
「書くときは結構考えています。頭を使います」と集中力を高めて書き続けた結果、全国に推薦された。「全国はレベルが違う。表現力や余白の使い方が完璧に見えます」と自分の表現力がどこまで評価されるか挑戦する。
「これと決めたら考えを曲げない」菅能さんの表現力が人の心を魅了する。