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人権の広場

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愛媛県松野町

◆いじめについて考えたこと
小学四年

ぼくはテレビで、友達から無視やぼう力などのいじめを受けている人を見たことがあります。ぼくの学校でそのようないじめは見たことがなかったので、そのときはとてもおどろいたし、ひどいことをするなと思いました。でも、もしかしたら、ぼくたちの学校の中でも、だれかがいやな思いをしていることがあるかもしれないなと思いました。
ぼくもいやなことをされた経験があります。一番いやだと思ったことは、あだ名でよばれたことです。始めにあだ名でよばれたのは保育園の時でした。そのときは、自分のことをよばれているということに気づいていなくて、どうすることもできませんでした。小学生になってあだ名でよばれたときに、自分のことをよんでいると分かって、とても悲しくなりました。今度は、
「やめて。」
と伝えることができました。でも、やめてくれませんでした。もしかしたら、楽しくなってやめられなかったのかもしれません。
いじめには、いじめる人、いじめられる人、周りで見ている人の三つの立場の人がいます。もしもぼくがやめてと言っているとき、周りで見ている人が、こまっているぼくに気がついて注意してくれたら、友達もやめてくれたかもしれません。あだ名でよんでいた人の中のだれかが、ぼくの悲しい気持ちに気がついてくれたら、やめてくれたかもしれません。
ぼくは、いじめを無くすために、だれかがいやな思いをしているということに、まずは気がつくことが大切だと思いました。学校の中でも、みんなが楽しそうにしているときでも、もしかしたら、だれかがこまっていたり、いやな思いをしたりしていることがあるかもしれません。友達の、そんな気持ちに気がついて、声をかけて手助けできる人になりたいです。

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