◇水は空からの贈り物
「水」は命の源、私たちが生活していくためには、なくてはならないものです。
蛇口をひねれば当たり前のように出て、何気なく使っているこの「水」は、どのようにして私たちのもとに届けられるのでしょうか。
松野町の水は、主に河川の表流水を取水し、浄水場に送り、ろ過・消毒され私たちの飲み水となっています。
しかし、その元となる雨は私たちが望む時に必要なだけ降ってくれるとは限りません。
「水」は空からの贈り物で、雨という自然からの恵みに頼っている、とても不安定なものです。
◇毎日の節水が大切
何気なく蛇口をひねれば飲める水も、限られた資源です。
一人一人が節水を心がけ、それを積み重ねることが深刻な水不足を解消することになるのです。
「水のある暮らしは当たり前」でなく「水は欠かすことのできないもの」と意識して、日ごろから水の有効利用を心がけ節水にご協力ください。
◇安全な水を今後も安定して供給するために
今後、水道施設の老朽化対策をはじめ、災害に強い施設整備など、今日の水道を取り巻く環境にはさまざまな状況があり、施設の維持管理に要する経費が大きな課題となっています。
水道事業は、法令に基づき町が公営企業として「独立採算制」で運営しており、水をつくったり(浄水)、送ったり(送水・配水)する費用は、一般行政費のように公的財源や税収主体ではなく、使用者の皆さまからの水道料金を主財源として賄われています。
安全・安心で良質な水道水の供給と、より災害に強い水道づくりに取り組むために、施設の整備・更新や日常の運転・管理を行っており、こうした費用は使用者の皆さまからいただいた水道料金があてられています。
これからも町では、町民の皆さまに安全・安心な水道水を安定して供給できるよう、より効率的な事業運営に努め、経営基盤の強化に取り組んでまいりますので、皆さまのご理解とご協力をお願いします。
◇公平にお支払いいただくために
水道事業は皆さまからいただく水道料金で運営されています。
未納の水道料金があると、本来、水道を利用するすべての方にご負担いただくべき経費を、きちんとお支払いいただいた方のみの水道料金だけで賄うこととなり、不公平が生じてしまいます。
水道事業は水道料金収入を主たる経営財源とする会計であるため、町水道事業会計では、使用者の皆さまに公平にお支払いいただくために、各種未納対策を進めています。
◇未納対策の実施(給水停止)
町では、納付書払いの方は納期限までに、口座制の方は振替日に引き落せなかった場合、未納通知(納付書)をお送りしております。
それでもお支払いが無い場合は、最終的に水道法及び松野町簡易水道事業給水条例に基づき、給水停止を実施することとなります。
町といたしましても、給水停止を行うことは本意ではありませんが、使用される皆さまの公平を期するための止むを得ない手段であることをご理解いただきますとともに、納期限内のお支払いをお願いいたします。
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