冬は、気温の低下と空気の乾燥により体調を崩しやすく、免疫力が低下して風邪やインフルエンザ・新型コロナウイルス等にかかりやすくなります。インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスは潜伏期間が長く感染力が強いため、年齢や性別を問わず多くの人に感染が拡がります。今年は同時流行も懸念されているので、「かからない」、また他人に「うつさない」ためにも、最大限の対策をしておくことが大切です!
◆症状の違い
◆予防対策
◇手洗い・うがい
帰宅後や食事前には、こまめな手洗い・うがいを心がけましょう。
◇咳エチケット
マスクを着用し、感染拡大の予防につとめましょう。
《おさえる》せき、くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻をおさえる。
《そむける》せき、くしゃみの際には周りの人から顔をそむける。
《すぐ捨てる》口と鼻をおさえたティッシュはすぐにフタ付きゴミ箱に捨てる。
◇水分補給
のどが乾燥していると感染リスクも高まるので、こまめに水分補給を行ってください。
普段から体調を整え、外出時には人混みをさけたり、室内では空気を入れかえたりすることも大切です。予防接種は、感染を予防し、重症化を防いだり、後遺症を軽くするメリットがあるので、必要に応じて受けましょう。
・松野町中央診療所看護師
■中央診療所ドクターより
一般の風邪と新型コロナウイルス感染症は、ひき始めは、区別がつかないと言われています。インフルエンザについては、目安として比較的急速に高熱が出て、せきやのどの痛み、全身の倦怠感を伴う場合、感染している可能性があります。
発症から48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬の服用を開始すれば、発熱期間の短縮などの効果が期待できます。インフルエンザが疑われる場合については、早めに医療機関を受診し、処方された薬を医師の指示に従って服用しましょう。
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