多くの患者さんの病気やけがの治療に使われている血液製剤は、献血でご提供いただいた血液からつくられています。血液は人工的につくることができず、長い間保存することもできません。また、献血者の健康を守るため、1人あたりの年間の献血回数や献血量には上限があります。そのため、安定的に血液製剤を患者さんに届けるためには、日々多くの人の協力が必要です。
我が国では、少子高齢化の影響により、主に輸血を必要とする高齢者層が増加し、若い世代が減少しています。
少子高齢化は献血にも影響を与えており、10代から30代の若年層の献血者数はこの10年間で約30%減少しており、このまま減少が進むと、血液の安定供給に支障をきたす恐れがあります。今後も患者さんに血液を安定的に届けるためには、今まで以上に若い世代の献血へのご理解とご協力が不可欠です。
冬場は、献血者が減少傾向です。献血は身近でできる大きな社会貢献。この機会に献血に行ってみませんか?
問合せ先:県庁 薬務衛生課
【電話】089-912-2391
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