「大南商店街と周辺スポット」
砥部町いいとこ知らせ隊がいく
広報係が実際に歩いて感じた砥部町のおすすめのスポットを紹介するコーナー!
第10回では、大南商店街を散策しました。
かつては砥部銀座と言われた商店街。車で素通りはもったいないです!
砥部で銀ぶらしませんか?
■大南商店街
ローソン砥部大南店あたりから平岡米穀店あたりまでの約1.2kmをさします。江戸時代から作られていた砥部焼は、明治のころ急速に発展します。それに伴い大南地区の経済も発展していき、商店街が形成されていったそうです。生鮮食品や日用雑貨、家電、呉服、洋服、自転車、お酒、本、写真などさまざまなものを扱うお店がありました。食堂に劇場、病院や薬局、美容室、自動車修理工場など、活気にあふれていました。昭和30年代ごろには、現在の町民イベント広場あたりに保育所、小学校、松山南高等学校砥部分校が隣接し、役場もあり、砥部町の中心街として「砥部銀座」と呼ばれていたそうです。
(1)砥部焼伝統産業会館(干支展やってます)
砥部焼伝統産業会館に車を停めて散策スタート♪
「道路の白線に砥部焼の唐草が描かれてる~」
砥部焼伝統産業会館ではレンタサイクルもできます。(9時~16時30分、1回300円)
(2)モニュメント
通りのあちこちに砥部焼のモニュメントが!原料の砥石を土台としてて、窯元名や作者、タイトルや思いなども書かれています。
「モニュメントいったい何個あるんだろう?」
(3)砥部むかしのくらし館
昔の砥部のことを知りたいならここ!
土日のみ開館されています。
(4)陶板の道
道にも壁にも陶板が!壁の絵はよく見ると町内の有名な4スポットが描かれてあり、道の陶板は窯元さんによるもの。
「あ!好きな窯元の陶板発見!」
(5)町民イベント広場へ通ずる曲がり角。砥部焼の陶板で「松山南高校デザイン科通用門」とありますね。かつてこちらに学校があった跡が今も残っています。
(6)砥部焼協同組合
路地の奥に歴史を感じる木造の建物を発見!
しかも横に長~く続いています!なんだろう?
◇~突撃!工場見学~
「尋ねするとこちらは砥部焼協同組合さんで、見学をさせていただけました!」
「何してるところなんだろう…♪」
「中はどんなかな?」
〇共同製土場
あの長~い木造建物の中の様子です。こちらは砥部焼の窯元さんが使う土を作る場所でした。天井までまっしろです!
「砥部焼産業の縁の下の力持ち」
〇石膏型場
2名の職人さんが石膏型を作っていました。窯元さんが「こんなのが大量に作れる型がほしい」と持ち込んだ見本を元に型を作り、提供します。成型の方法の1つ、「鋳込み成型」に使う大切な道具です。
(注意)
事前に連絡を取ってから見学させてもらってください。
(1)から(6)まで歩いて…
砥部焼産業の発展とともにできあがった商店街で昔がちらっと垣間見えるような風景や、砥部焼を影で支える人たちに出会えました。
「歴史探索工場見学あてもなく歩く楽しい~♪」
※詳しくは本紙をご参照ください
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