■漏水が多く発生しています
漏水は水道料金や修理代だけでなく、建物の寿命にも影響を及ぼします。新築から10年ほどで経年劣化により漏水リスクが高まります。少しの漏水だと見過ごしていると、突然、水道管が破裂することもあります。被害を最小限に抑えるため、日頃からチェックをしましょう。
■漏水していたら・漏水を未然に防ぐため、ここをチェックしてください
(1)蛇口やつなぎ目、バルブ、シャワーやシャワーホースから水が漏れていないか
(2)便器やタンク、ウォシュレットのノズルから水が流れ続けていないか
(3)雨降りでもないのに濡れている場所はないか
(4)雨水枡に水が流れ続けていないか
(5)屋外や床下の露出管からの水漏れではないか
〇水道管に耳を当ててみるのもおすすめです。
「シャー」と水の流れる音がしないか?
「ポタポタ」と水の滴る音がしないか?
■ウォーターハンマー現象による水道管の破裂にも気を付けて
水道の蛇口を急に開閉すると「カン!」「ゴン!」「ドン!」という激しい衝撃音と振動が発生することがあります。これは、バルブの開閉によって水道管内の圧力が急激に変化し、管に水が激しくぶつかって起きるもので、「ウォーターハンマー現象」といいます。
水道管が古くなると、このときの衝撃により水道管が破裂することがありますので、蛇口の開閉は「ゆっくり」を心掛けましょう。
また、防止策には水撃緩和材などを取り付ける方法もありますが、手軽にできるのが止水栓を少し閉めて、あらかじめ水量や水圧を弱めておく方法です。なお、このときは給湯器などの流量調整が必要になる場合があるのでご注意ください。
■漏水が見つかったら
あわてず、止水栓を閉めてから最寄り水道業者か、お知り合いの業者へ相談してください。なお、水道業者は修理の専門業者であり、漏水調査・発見の専門業者ではありません。相談の際には、出張費用や調査費用など、修理代金のトラブルの原因とならぬよう事前に確認をしてから依頼してください。不要な修理、高額な請求など悪質な業者がまれにいます。普段から信頼のある業者を確認しておきましょう。
問合せ:上下水道課水道管理係
【電話】962-7001
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